思い出に残る温泉旅館〜おこもり滞在記〜

個人の感想ですが、温泉宿選びの参考になれば幸いです。今後は東日本の旅館紹介が中心になります。

ピリカレラホテル(2021.9)①チェックイン・パブリックスペース

今回(2021年9月)訪れたのは、北海道のピリカレラホテルです(^^)

 

今回の宿選びの基準は上質さと高コスパの両立、そして泉質の良い温泉です。

北海道ひとり旅の2, 3泊目は、以前物凄く印象が良かったこちらに連泊で再訪することに!

 

1泊目の記事はこちら。

g-onsen.hatenablog.com

 

登別駅から白老駅へは電車で移動。

かなりマニアックな話だけど、登別駅の英語アナウンスはいつ聴いてもイントネーションが独特で面白い。

ホテルの場所は白老町の中心部から少し離れた幹線道路沿い。

白老駅からは約1km、2020年にオープンしたウポポイからは約600mと、いずれも徒歩圏内です。

事前にお願いすれば白老駅から無料送迎してくださいます。

今回は送迎をお願いしていたところ、白老駅改札出口で温かく出迎えてくださり最初から好印象(*^^*)

ピリカレラホテルは、2012年4月に開業したわずか6室の温泉宿。

源泉かけ流しのモール泉と珠玉のお食事がウリです。

経営元は、灯油やガソリン事業などを手掛ける、地元北海道企業の株式会社コニサーオイル

ホテル外観はレンガを基調としていて、巨石やアイヌ文様などもアクセントになっています。

右手の円錐状の屋根はレストラン棟で、アイヌの伝統住居「チセ」にインスパイアされたとか。

入口から入ってすぐにロビー。

ピンク系の大理石が印象的なフロント。

ロビーの一角にはお土産物が陳列されています。

アイヌ文様のデザインがあしらわれたオリジナルの館内着やトートバック、陶器など、少数精鋭の品揃え。

そのお隣には飲泉所。

飲めるモール泉なんて初めて!

癖が少なく飲みやすいお味でした(^^)v

ロビーの端っこにある喫煙スペース。

こちら以外は客室も含め全て禁煙です。

ロビーから客室棟側を見たところ。

右手がお食事処、エステルーム、男女別のトイレ。

レストラン入口

レストラン「レプン ー海ー

こちらがメインの食事会場で、円錐状の屋根の建物です。

夕食に鉄板フレンチを選んだ場合、そして朝食は大抵こちらに通されます(一部例外アリ)。

遊菜会席「シラル ー磯ー

夕食に和食を選んだ場合、大抵はこちらに通されます(やはり一部例外アリ)。

館内廊下には、アイヌの生活が描かれた木彫りの彫刻が。

その素敵な彫刻のすぐ手前、ラウンジ「コタン」に通されました。

シンプルでいて、アイヌ文様の絵画やオシャレな天井ライトなど、所々ホテルの個性が感じ取れます。

こちらのソファに腰かけてチェックイン。

まずおしぼりと温泉水。

続けてウェルカムドリンクとシェフ手作りのフィナンシェ。

ドリンクはコーヒー、紅茶、緑茶、ほうじ茶、ハーブティーから選べました。

ラウンジには雑誌や新聞、そしてコニサーオイルが手掛ける温泉水の宣伝本もちゃっかり置かれていました。笑

飲み物片手に読書もいいかも。

アイヌ文様の刺繍が施された数種類の羽織。

こちらから好きなデザインを選べます。

そして嬉しい無料ドリンクコーナー。

コーヒー、紅茶、お茶、ミネラルウォーター(温泉水で作られたコニサーオイルのオリジナル)をご自由に。

深夜帯でもいただけるかは未確認です。

ここではいつも深酒してしまうからなあ、、、

コーヒーマシンの裏になんか隠れてる(^ω^)

ロンネフェルトのティーバック。

デカフェもありました。

20時~23時の時間帯はバータイムで、コーヒーマシンの裏に潜んでいた?ボトルたちが前面に陳列されます。

もちろん無料!素晴らしい!

ウイスキーや焼酎、梅酒といったラインナップは共通で、銘柄は若干異なることもある印象。

多分お部屋に持ち帰ってもいいと思うけど、こちらも確認し損ねました。

コタンの奥、客室棟へと続く自動扉。

扉を開けると雰囲気が変わって、ややムーディーな印象に。

左右に3室ずつ客室が並んでいて、突き当たり奥が貸切露天風呂です。

このエリアは、季節によってはやや湿気強めかも。

館内案内図

縮尺はかなりアバウトだけど、館内全体のレイアウトは確かにこんな感じでした。

パブリックスペースと呼べる場所は、レストラン、ロビー、ラウンジ、貸切風呂、エステルームくらいかな。

全6室の小規模宿なのでこれでも十分過ぎると思います(*^^*)

 

②客室「コンル」その1へ続く

g-onsen.hatenablog.com