思い出に残る温泉旅館〜おこもり滞在記〜

個人の感想ですが、温泉宿選びの参考になれば幸いです。今後は東日本の旅館紹介が中心になります。

栃尾又温泉 自在館(2024.9)④共同浴場

栃尾又温泉の宿は今回私がお世話になった自在館のほかに2軒(宝巌堂・神風館)あって、3軒の宿泊客が栃尾又温泉の大浴場を共同で利用するスタイルです。

大浴場はしたの湯・うえの湯・おくの湯の3ヶ所。

例えば「男性:したの湯+うえの湯、女性:おくの湯」のように、1日ごとに男女が入れ替わります。

利用時間は写真の通りです。

なお、浴場内の写真撮影は禁止でした(当たり前か)。

 

うえの湯・おくの湯

写真奥の建物がうえの湯・おくの湯です。

自在館から少しだけ離れています。

1階の出入り口から外履きに履き替えて向かう方法と、

大正館の2階廊下を通って向かう方法があります。

個人的にはこちらの方がおすすめ。

うえの湯・おくの湯入口

館内にはちょっとした休憩スペースも。

チェックイン日の男湯はおくの湯でした。

※公式HPから引用させていただきました。

おくの湯は、したの湯と雰囲気を似せているとどこかで見聞きした気がします(間違ってたらすみません)。

けっこう広めの浴槽と寝湯ができる浴槽、加温浴槽の3ヶ所に分かれていて、結構広めに感じました✨

栃尾又温泉はぬる湯なので、身体が冷えたら加温湯へ。

加温湯はどの浴場も循環消毒ありのため、若干塩素臭はしました。

なお、洗い場のシャワーは3ヶ所、バスアメニティはポーラ シャワーブレイク。

翌朝はうえの湯へ。

※公式HPから引用させていただきました。

うえの湯は、青いブルーのタイルが印象的!

早朝でまだ少し残ってた眠気が一気に醒めるほどの色鮮やかさだった🤭

広さや造りはおくの湯と同じくらいかな?

シャワーの数やアメニティも同じです。

偶然かもしれないけど、ここの湯口付近で入浴してたら皮膚の泡付きがみられました!

 

したの湯

最後に、栃尾又温泉のルーツであるしたの湯へ。

おくの湯・うえの湯と違って、屋外を通らずに行けます。

ただし、道中には合計62段もの階段あり。

こんなに階段の上り下りが必要なのは、したの湯は源泉に最も近い場所にあるから。

※公式HPから引用させていただきました。

前日におくの湯から入ったせいか、第一印象は狭くてちょっと暗め。

だけど、段々と慣れてくると湯治湯らしい風情に魅了されていきました🥰

なお、したの湯にはシャワーやバスアメニティは無いため洗髪などは別の浴場で。

源泉名:栃尾又1号、泉質:単純弱放射能温泉、泉温:35.7℃、pH 8.4。

いわゆるラジウム温泉ですね。

3ヶ所の大浴場は、加温浴槽を除いていずれも完全源泉かけ流しです!

栃尾又温泉は結構なぬる湯のため、長時間ひたすらお湯に浸かる入浴方式が一般的。

小説を読む方、まどろむ方、瞑想する方など様々で、喋っている人がほとんどいなかったのも印象的だったなあ👀

不感温帯で永遠に入ってられそうだけど、私の場合は副交感神経系が高まりやすいのか尿意を催しやすく、一度の入浴時間はもって90分だった。笑

客室の案内書きに、ラジウム温泉の解説も載っていました。

ラドンの自然治癒力に関しては良く分からないけど、ぬる湯に長時間浸かることで副交感神経も活性化するし、健康に良いのは間違いなさそう✨

 

滞在中は3ヶ所の大浴場に足繁く通ってぬる湯三昧!

普段はあまり読まない小説も2冊読破しました😉

 

⑤夕食・朝食(2泊目)へ続く

g-onsen.hatenablog.com