夕食は1階の食事処「北乃風茶寮」でいただきます。
開始時間は、ネット予約時に17:30と19:00から事前に選べ後者で予約していました。
チェックイン時の案内で、19:00でもOKだけど17:30や18:00へ変更も可能とのこと。
寝る前も客室サウナを満喫したかったので、18:00からにしてもらいました。
通されたのは3番のお席。
北乃風茶寮は、別エリアの2室を除いては全て半個室席です。
他のお客さんの声は聞こえるけど、周りの視線は全く気にならない造りでおひとり様でも落ち着いていただけました✨
わ・ヌーベル・キュイジーヌ・アル・オリジンと題されたお品書き。
仰々しい感じなのが好き。
お料理の解説も。これを見ながらいただくとより美味しく感じられますねえ。
食前酒 秋望む
ジンベースでリンゴと何かが使われていて、底に沈んでるのはグレナデンシロップ。
縁に添えられてるのは柿もみじだそう。
秋らしい甘めのカクテルでした。
一休ダイヤモンド会員特典のスパークリングワイン(フルボトル)。
夕食でいただけるのは良心的✨おかげでお酒代が浮いた。笑
突き 月のむら雲
焼き茄子 叩きイカ 卵黄オイル漬け マカダミアナッツ おろし生姜 リンゴ 割醤油エスプーマ
真ん中の卵黄の下はお品書きの食材がごちゃまぜになっていて、生姜が良いアクセントになってるけどかなりの薄味。
その分周りの割醤油エスプーマは燻製醤油風味がしっかりめで、瞬間スモーク的なやつかな。
両者を混ぜて食べるといい塩梅のお味に。
旬菜 仙石原すすきヶ原
左のシルバーの物体は飴細工で、ここの料理長の定番。もちろん食べられます。
アボガドとクルミのフライと静岡産河原崎農園のミニトマトのピンチョス:ピンクペッパーの風味が良い。
北海道産いくらと出汁の球体:とにかく出汁が良くて塩加減やわさび風味も絶妙、これはうま過ぎた!
マスカル月見団子:上半分は生ハムで、下半分はシャインマスカット。凝ってる。
豚肉の照り焼きとさつま芋:めっちゃ薄味。
伊豆産金目鯛柚香蒸し炙り唐墨香り:名前そのまま、ややしっかりめ。
紅富士サーモン洋風押し寿し:酢飯がチーズリゾットっぽいお味。
香り 羅臼産昆布を引き立てお出汁の清まし汁仕立て
吸い地は何というか、複雑で奥深いお味。これも(゚д゚)ウマー
恵み 中秋の名月
ススキがあしらわれていて季節感のあるプレゼンテーション✨
器もお月様を連想させるなあ。
海峡産本鮪 函館産マコカレイ 北海道産牡丹海老焼き霜 北海道産メヌケ焼き霜 北海道産帆立貝青海苔 お口直し 妻種々
野口観光の宿だけに、魚介類は北海道産の物ばかり。
手前のツマはうさぎの餅つきだ👀
自家製醤油と自家製ハスカップ酢でいただきます!
帆立(写真だと全く分からない)の上にかかってるのはレモンの泡とのこと。
めちゃ酸っぱくて攻めてるなあ。
おかひじきとオレンジのおひたしは、シャクシャクした食感が印象的で出汁も上品。
鮮度はどれも良かったし、個性的で楽しいお造りでした。
料理長からの感謝の一品
ここでメニューにない穴子と栗の山葵茶漬けが登場。
鰹節にくぐらせた出汁を目の前でかけてくれました。
別添えの山椒を入れていただきます。入れすぎちゃったかな😅
これも美味しい。
強肴 富良野牛肩ロースを低温調理のグリル、焼きチーズの香りで
旭川産椎茸油焼き 北海道蒸し南瓜 クレソン 人参バター蒸し おろし山わさび醤油漬け マッシュルームクレームホットエスプーマ
スプーンにのったチーズにお肉などの具材を絡めて、火で炙ってどうぞとのこと。
これまた面白い趣向ですねえ。
こういうやり方で合ってるのかは不明。
モタモタしてたのもあって火は早めに消えました💦
チーズフォンデュを彷彿とさせるけど、それよりはまったり薄味な感じ。
煮物 秋香玉地寄せ
鱧葛打ち 蕪旨煮 紅葉麩 銀杏 焼き松茸 梅肉 菊花 銀餡
秋らしい食材がたっぷり!
出汁と松茸の風味がいい感じ😋
食事 北海道米ななつぼし釜炊きで
お茶碗によそう量を聞かれたので大盛りで。
もちろんお代わりしました。
留碗 自家製麹西京味噌
旭川産なめこ 焼き葱 茗荷
南九州の味噌汁を思わせる甘めのお味。
葱が半生なのは敢えてなのかな?ちょっと気になった。
香の物 登別藤崎山葵園わさび昆布と自家製香の物盛り合わせ
野沢菜納豆漬け 山クラゲ人参中華漬け 大根おかか漬け 旭川産えのき茸なめ茸
おお、前回と全て違う!
そんなことをスタッフさんに伝えると、料理長は香の物が好きなんですと。
水菓子 自家製無花果のアイスクリーム きたの風茶寮デザートアミューズ
アイス以外は、6種類のデザートから1人3種を選びます。
おひとり様なので3種しか試せなかった😂
私が選んだのは、柿汁粉、ガトーショコラ、スイートポテトパイ。
柿の汁粉って珍しいですよね。柿の風味がしっかりして美味しかった。
食後のドリンクは珈琲もしくは紅茶。
デカフェが希望だったのでカモミールティーをいただきました。
⑤朝食・感想へ続く