前回からの続きです。
館内は少しだけ複雑な造りだけど、個人的にはすぐに慣れました。
注意点は館内にエレベーターが無いこと。食事処や大浴場への移動には階段利用が避けられないので、足腰が弱い方にはちょっと厳しい宿かも💦
歴史ある旅館なので、館内の随所に調度品などが飾られています。
こちらはフランスから明治天皇・皇后両陛下に寄贈された姿鏡。お部屋案内の際にスタッフさんから簡単な解説がありました。
姿見ってこんな巨大だっけ?凄いスケールだなあ👀
Bar 箱根山は、訪問時はクローズしていました。
松坂屋本店は、夕食・朝食とも2階の食事処でいただきます。
こちらも階段移動は必須。
お食事処「えん」
半個室席とカウンター席がありました。
資料室では歴史と共に歩んできた宿の変遷を垣間見れますよ。
何と言っても1662年創業なので、色々な出来事があったのだろうなあ。
資料室の向かい側にある寛ぎスペース。これは奥から入口側を撮影したものです。
雑誌類も置かれていました。
こちらにフリードリンクを持ち込んでまったり✨
最奥のこのスペースがおこもり感があって良かった。
奥の一部はバーへ通じていました。
喫煙は屋外のテラスで。喫煙所はここ以外に2ヶ所あったけど、全て屋外だったはず。
客室は全室禁煙です。
鶴鳴館を除く客室、大浴場・貸切風呂への通路は、鎌倉古道の下を潜るように造られています。
ラウンジや貸切風呂などで何度も往復するので、いい運動になった!
こちらの廊下、家庭用の除湿器が数台稼働していました。梅雨の時期とかは湿気るのかな。
館内の内装はモダン、クラシカルだったり様々。
ちょっとした探検気分を味わえました😄
囲炉裏の間
玩具や各種パンフレットなどが置かれています。
我々はフリードリンクを片手にオセロに熱狂👀
滞在中火がくべられている様子はなかったです。
電話室。実際に使えるんだっけかな?古き良き歴史を感じさせますねえ。
館内の一部には昔の湯治宿っぽい面影も。
古さはあるけど、リニューアルやお手入れはきちんとされていました。
ただ音はそれなりに響くので、走り回らないなど周りへの配慮は必要かと。
こちらは春風荘2階の廊下。
大浴場の手前にある調度品の展示スペース。
2ヶ所目の喫煙所。もう1ヶ所は玄関近くにあるらしいけど確認し損ねた。
写真左手:貸切風呂入口 写真右奥:大浴場入口
大浴場入口のドアを開けると、湯上がり処が現れます。
その奥が男女別の大浴場入口。
ソファの数は少なめだけど、部屋の鍵は2つ貰えるので待ち合わせる場面はそう多くないはず。
湯上がり処の窓から見えるコレ、手水鉢っていうのかな?マジックアワーの時の雰囲気がすっごく素敵だった🥰
湯上がり処にもフリードリンクあり。オレンジジュース、トマトジュース、ほうじ茶と、お水以外はラウンジと違うラインナップでした。
客室概要
松坂屋本店の客室数は2024年4月時点で全22室。内訳は以下の通りだけど、春風荘は6月末まで全室リニューアル工事中で、7月以降はまた違った装いになるかも。
※グレード順ではなく、公式HPの宿泊予約画面における掲載順です。
- 芦刈荘(メゾネット 温泉露天風呂・足湯付、ツインベッド):山法師・姫沙羅
- 芦刈荘(1階 温泉露天風呂付、ツインベッド):芦笛
- 芦刈荘(2階 シャワー付、ツインベッド):松風
- 離れ(1階 温泉露天風呂付、敷き布団):洗心亭・仰光荘
- 春風荘(1階 温泉露天風呂付、ツインベッド):常盤・若松
- 春風荘(2階 温泉内風呂付、ツインベッド):梢・雲井
- 春風荘(1階 温泉内風呂付、敷き布団):曙
- 春風荘(2階 温泉内風呂付、キングサイズベッド):千種
- 芝蘭荘(1階 温泉露天風呂付、ツインベッド):藤壺・明石・若紫
- 芝蘭荘(2階 リニューアル温泉内風呂付、ツインベッド):空蝉・朝顔
- 芝蘭荘(2階 温泉内風呂付、ツインベッド):玉鬘
- 鶴鳴館(2階 風呂無、ツインベッド):豆桜・箱根薔薇・山百合・米躑躅
こうして見ると、大部分のお部屋に温泉風呂が付いていますね👀
客室によってお値段の差が大きいので、公式HPや予約サイトを良くチェックして選ばれると良いかと。
移動や階段の上り下りはどの部屋に泊まっても多くなるので、部屋の場所はあまり気にしなくてもいいのかなと個人的には感じました。離れは比較的静かに過ごせるかもですね。
③春風荘「千種」その1へ続く