思い出に残る温泉旅館〜おこもり滞在記〜

個人の感想ですが、温泉宿選びの参考になれば幸いです。今後は東日本の旅館紹介が中心になります。

笛吹川温泉 坐忘(2022.2)⑤大浴場

大浴場の利用時間は14時~24時・翌5時半~11時。

翌朝に男女の浴場が入れ替わります。

我々が泊まった琴川は大浴場から最も近い部屋だったので便利でした(^^)v

※訪問時は浴場内の撮影は禁止されていて、おそらく今現在も同様と思われます。本記事では、入口の写真を除いて以前の訪問時に撮影した物を使用しています。

 

右側の浴場

チェックイン日は右側が男湯でした。

脱衣場には大小タオルが山積みにされていて、手ぶらで来れるのは嬉しい限り。

基礎化粧品類はマーガレット・ジョセフィンで、ドライヤーはテスコム。

歯ブラシなどその他のアメニティ類も充実していました。

トイレもしっかりありましたよ。

ドリンクサーバーは普通のお水とお湯以外に、麦茶、ほうじ茶、玄米茶、ゆず茶と充実。

ゆず茶は甘めで飲みやすかったです。

内風呂の洗い場はこんな感じで、個々のシャワーブースは少し仕切られているのが地味に嬉しい。

撮影当時のバスアメはマーガレット・ジョセフィンでしたが、今現在は客室と同じくフタバ化学の茶シリーズに変更されています。

レインシャワーも。

こちらはサウナの汗を流すのに良いかも。

ちなみにサウナは両方の浴場にありますが、翌朝は使用できません。

大きな窓ガラスと共に特徴的なカーブを描く形の浴槽。

湯温も丁度良く、ゆっくり温まりました~。

左側にちらっと見えている水風呂は笛吹川のかけ流しだそう。

こちらの露天風呂は巨石を配した造り。

庭園を思わせる雰囲気でなかなか趣があって、露天特有の開放感も良い感じです(^ω^)

奥の方で加温された源泉がドバドバと投入されているので、手前側がぬるめ、奥側が熱めの湯加減。

ただしこの時は2月だったため結構ぬるく、私はぬる湯好きなので問題なしだったけど、熱めが好きな方は冬場を避けた方が賢明かも。

内風呂側を見るとこんな感じ。

浴槽はやや浅めでした。

露天風呂からでも時刻を確認できるのは便利ですね~。

 

左側の浴場

続いて翌朝に利用した左側の紹介を。

脱衣所の造りはあちら側と多少異なるものの、広さはほぼ変わらず設備も同じ。

内風呂や洗い場も同じで、左右反転しただけという感じ。

大きな違いは露天風呂で、こちらはやや細長い形状。

周囲の草木もあちら側より眼前に迫ってくるような感じがします。

そして奥の方は洞窟風呂になっていました!

洞窟の奥から源泉がドバドバ流れていて、しかも洞窟で熱気が籠るためか冬でも十分暖かったです。

源泉名は宿名そのまんま、湧出地も坐忘の場所と同じなので自家源泉ってことですね。

泉質はアルカリ性単純温泉で、源泉温度 43.2℃、pH 9.6。

部屋風呂・大浴場ともに源泉かけ流しですが、冬季は加温するみたいですね。

あと、露天風呂浴槽の底には固形の塩素消毒剤が数個沈んでいました。

浴槽の広さと温泉の投入量を考えると消毒はやむを得ないかと。

温泉そのものは、硫黄の仄かな香りと滑らかな湯触りが印象的でいつも通りの良いお湯でしたよ。

 

部屋数の割に十分な広さで、それに風呂付き客室が多いのもあってか休前日でもほとんど混み合うことがなく、ゆったり湯浴みを楽しめました(^^)v

 

⑥夕食へ続く

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