思い出に残る温泉旅館〜おこもり滞在記〜

個人の感想ですが、温泉宿選びの参考になれば幸いです。今後は東日本の旅館紹介が中心になります。

香雲館(2021.9)⑤夕食

夕食の時間は18時、18時半、19時、19時半から選択で、私は19時をチョイス。

時間になるとスタッフさんが客室まで迎えに来られ、1階の個室食事処まで案内してくださいました。

通されたお部屋は完全に仕切られた個室でした。

ざっと見た限り21畳ほどで、とにかくだだっ広い!

昔は宴会場としても使われていたのかなあ。

他のお客さんの声は多少聞こえたもののさほど気にならず。

入口までも結構なスペースで、ここにおひとり様はちょっぴり寂しい。笑

それより気になったのは、薄っすらタバコ臭がしたこと。

今現在は吸えないはずなので、多分昔の臭いが染みついてるのでしょうねえ。

最初のセッティング。

注文したのは、群馬泉 純米酒(グラス:308円)、そして水芭蕉 純米吟醸(グラス:363円)。

スタッフさんによるとグラス1杯は60mLとのこと。

お値段も1合のちょうど1/3なので非常に良心的!

提供の温度は花冷えくらいだったかな?

群馬泉は山廃仕込みなのもあって(温度・好み共に)相性が悪かったけど、水芭蕉の方は料理に合う安定のお味でした。

前置きが長くなってしまった(^^;)

食前酒 秋風のいかほ路 

微炭酸のぶどう酒でした。

ネーミングも内容も個性的でいい感じ。

八寸 季の白和え 栗 占地 枝豆  鰻巻き 黒こんにゃく辛煮 ばい貝旨煮 炙り無花果 まこも茸生ハム 

全体的にしっかりめの味付けで、最初から日本酒がだいぶ持っていかれました。笑

生ハムがパサパサなのはちょっと気になった。 

箸洗い 萩豆腐 松茸 柚子 人参

萩豆腐はあずきを使用したものだそう。

自分にとってはやや塩気が強め。 

造り 鮮魚盛り合わせ 妻 造り醤油 山葵

この日の鮮魚は鮪、縞鯵、鱸。

造り醤油は熊本の土佐醤油だそうで、九州人にとってはお馴染みの甘さ。

鮮度はぼちぼちでした。

強肴 秋刀魚柚庵焼 きんぴら おろし大根 酢立

温泉宿でいただく柚庵焼はお味が濃いことが多いのですが、ここもやっぱりしょっぱめ、、、

食事 近江マキノ町産コシヒカリ 河宝

なので、ご飯は早めに持って来てもらいました。

このお米美味かったなあ。

買って帰ることもできるそうですよ。

温物 六穀豚大和煮 インカのめざめ 青味 菊花

ホロホロと柔らかく煮込まれた豚肉は、甘めの出汁が良く染みてました!

替皿 上州牛炙り 茸味噌 芽葱 

フレンチレストランを思わせる上品な盛り付けですねえ。

芽葱が見た目・食感ともにいい仕事してる!

和牛は噛むとジューシーな肉汁が溢れ、お代わりした白米と共に掻っ込むとそれはもう至福です(*^^*)

味噌は甘め&濃いめのお味で、ほぼどかしてしまいました。笑

留椀 赤出し汁 

ザ・スタンダードの赤出し。

香の物 季のいろいろ 

胡瓜の奥は山菜の漬け物だったはず。

甘味 かぼちゃプリン 果物

プリンの上に渦を巻いているのはかぼちゃのムースです。

かぼちゃの風味がしっかり活きたスイーツで、これは美味かった!

ほうじ茶でほっこりして〆。

全体としては無難に美味しかったけど、自分にとっては味が濃過ぎた一品もちょこちょこ。

どちらかというと酒飲み向けの味付けに感じました。

ボリュームはご飯を一度お代わりして丁度良いくらいで、サーブのタイミングも適切だったと思います~。

 

⑥ドリンクメニュー・朝食・感想へ続く

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