夕食の時間は18時、18時半、19時、19時半から選択で、私は19時をチョイス。
時間になるとスタッフさんが客室まで迎えに来られ、1階の個室食事処まで案内してくださいました。
通されたお部屋は完全に仕切られた個室でした。
ざっと見た限り21畳ほどで、とにかくだだっ広い!
昔は宴会場としても使われていたのかなあ。
他のお客さんの声は多少聞こえたもののさほど気にならず。
入口までも結構なスペースで、ここにおひとり様はちょっぴり寂しい。笑
それより気になったのは、薄っすらタバコ臭がしたこと。
今現在は吸えないはずなので、多分昔の臭いが染みついてるのでしょうねえ。
最初のセッティング。
注文したのは、群馬泉 純米酒(グラス:308円)、そして水芭蕉 純米吟醸(グラス:363円)。
スタッフさんによるとグラス1杯は60mLとのこと。
お値段も1合のちょうど1/3なので非常に良心的!
提供の温度は花冷えくらいだったかな?
群馬泉は山廃仕込みなのもあって(温度・好み共に)相性が悪かったけど、水芭蕉の方は料理に合う安定のお味でした。
前置きが長くなってしまった(^^;)
食前酒 秋風のいかほ路
微炭酸のぶどう酒でした。
ネーミングも内容も個性的でいい感じ。
八寸 季の白和え 栗 占地 枝豆 鰻巻き 黒こんにゃく辛煮 ばい貝旨煮 炙り無花果 まこも茸生ハム
全体的にしっかりめの味付けで、最初から日本酒がだいぶ持っていかれました。笑
生ハムがパサパサなのはちょっと気になった。
箸洗い 萩豆腐 松茸 柚子 人参
萩豆腐はあずきを使用したものだそう。
自分にとってはやや塩気が強め。
造り 鮮魚盛り合わせ 妻 造り醤油 山葵
この日の鮮魚は鮪、縞鯵、鱸。
造り醤油は熊本の土佐醤油だそうで、九州人にとってはお馴染みの甘さ。
鮮度はぼちぼちでした。
強肴 秋刀魚柚庵焼 きんぴら おろし大根 酢立
温泉宿でいただく柚庵焼はお味が濃いことが多いのですが、ここもやっぱりしょっぱめ、、、
食事 近江マキノ町産コシヒカリ 河宝
なので、ご飯は早めに持って来てもらいました。
このお米美味かったなあ。
買って帰ることもできるそうですよ。
温物 六穀豚大和煮 インカのめざめ 青味 菊花
ホロホロと柔らかく煮込まれた豚肉は、甘めの出汁が良く染みてました!
替皿 上州牛炙り 茸味噌 芽葱
フレンチレストランを思わせる上品な盛り付けですねえ。
芽葱が見た目・食感ともにいい仕事してる!
和牛は噛むとジューシーな肉汁が溢れ、お代わりした白米と共に掻っ込むとそれはもう至福です(*^^*)
味噌は甘め&濃いめのお味で、ほぼどかしてしまいました。笑
留椀 赤出し汁
ザ・スタンダードの赤出し。
香の物 季のいろいろ
胡瓜の奥は山菜の漬け物だったはず。
甘味 かぼちゃプリン 果物
プリンの上に渦を巻いているのはかぼちゃのムースです。
かぼちゃの風味がしっかり活きたスイーツで、これは美味かった!
ほうじ茶でほっこりして〆。
全体としては無難に美味しかったけど、自分にとっては味が濃過ぎた一品もちょこちょこ。
どちらかというと酒飲み向けの味付けに感じました。
ボリュームはご飯を一度お代わりして丁度良いくらいで、サーブのタイミングも適切だったと思います~。
⑥ドリンクメニュー・朝食・感想へ続く