思い出に残る温泉旅館〜おこもり滞在記〜

個人の感想ですが、温泉宿選びの参考になれば幸いです。今後は東日本の旅館紹介が中心になります。

登別温泉郷 滝乃家(2022.11)④大浴場

滝乃家の大浴場は最上階の雲井の湯と地下2階の地緑の湯

温泉の泉質は全部で4種類(硫黄泉、ラジウム泉、食塩泉、鉄泉)あって、どれも加水のみの源泉かけ流し。

さすがは名高い登別温泉だ!

 

まず最初にお断りしておきますが、どちらも浴場内の写真はありません💦

浴場内は撮影禁止で、事前にブログ掲載の旨をメールで打診した際も撮禁と案内されたのでね。

連泊したから清掃時とかに撮影交渉すれば良かったかもだけど、そこまで食い下がる気力はなかったなあ🙄

 

雲井の湯

雲井の湯は最上階5階にあります。

利用時間は14時~22時、翌5時~9時とやや短めなので要注意。

男湯が手前側で女湯が奥側。

宿泊当時はなかったけど2022年12月頃から男女の入れ替えを始めたそうで、これはとても英断だと思う!

というのも、2ヶ所の浴場はそれぞれ泉質が違うんですよね。

従来男性は食塩泉、女性は鉄泉しか楽しめなかったけど、この度の入れ替えにより両方の温泉を堪能できることに✨

2ヶ所の浴場の間にはウォーターサーバーが設置されています。

以前紹介したトリートメントルームもこちらに。

 

脱衣所には大小タオル、トイレ、各種アメニティが完備。

バスアメニティはポーラ アロマエッセゴールド。客室露天風呂を含む全ての浴場で共通です。

洗い場のシャワーカランは2ヶ所だったかな。あまり多くないので混雑時は地緑の湯へ行きましょう。

 

食塩泉の詳細は、源泉名:たまの湯、泉質:含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉(硫化水素型)、泉温 82.8℃、pH 6.4。

無色透明で硫黄の匂いはほとんどなく、しっかり温まる温泉でした。

 

雲井の湯のウリは何といってもインフィニティの半露天風呂!

滝乃家の紹介にも良く使われるあの光景。まるで一枚の絵画を切り取ったかのような山々の借景は筆舌に尽くしがたく、是非体験してみてほしいです~。

浴槽近くにあるデッキチェアでのクールダウンも最高に気持ち良かった🥰

 

地緑の湯

地緑の湯は地下2階にあります。

利用時間は15時~24時(※宿泊当時は~26時)、翌5時~10時とこちらの方が長め。

エレベーターを降りてすぐのところにある寛ぎスペース。

マッサージチェアが2台、オットマン付きチェアが1脚あって、湯上がりにまったり寛げます。

普通の冷水以外に北海道産の熊笹茶なるものも。

ガン予防、コレステロール上昇抑制、アンチエイジングなどおっさんにとって嬉しいワードが目白押しで、入浴する度にがぶ飲みしてました。

地緑の湯は、男女の入れ替えはなし。

 

こちらの脱衣所も大小タオル、トイレ、各種アメニティあり。

脱衣所・浴場は雲井の湯より広々していて、ドライサウナ・水風呂も完備!

水風呂は屋外にあったけど、11月下旬の北海道にしてはさほど冷たく感じなかったです。

 

肝心の温泉は、内風呂は硫黄泉・ラジウム泉の2種類、露天風呂はラジウム泉のみ。

特に内風呂は両方の浴槽が隣り合わせになっていて、泉質の違いをダイレクトに堪能できます。

露天風呂はぬるめの湯加減だったので、まったり長湯できてこちらも最高でした✨

 

硫黄泉は、源泉名:1号乙泉、泉質:酸性・含硫黄・鉄(Ⅱ・Ⅲ)-単純温泉(硫化水素型)、泉温 72.5℃、pH 2.3。

ラジウム泉は、源泉名:うまの湯、泉質:含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩温泉(硫化水素型)、泉温 62.3℃、pH 6.4。

私個人の感想としては、内風呂のラジウム泉が特に湯ヂカラ強めで硫黄臭プンプン。

身体にずっしりくる感じでこれは湯あたり注意かも。

 

温泉のデパートとも評される登別温泉を広々とした浴槽で、しかも落ち着いた大人の雰囲気で心ゆくまで堪能できるのは、滝乃家の最大の魅力ではないかな😄

写真が無くて物足りないという方は、是非公式HPをご覧ください。

www.takinoya.co.jp

 

⑤夕食(1泊目)へ続く

g-onsen.hatenablog.com