思い出に残る温泉旅館〜おこもり滞在記〜

個人の感想ですが、温泉宿選びの参考になれば幸いです。今後は東日本の旅館紹介が中心になります。

オーベルジュ鈴鐘(2021.5)⑤夕食

夕食の開始時間は18時、18時半から選択。

フロント棟2階の食事処でいただきます。

食事席はオープンのテーブル席が3席、半個室タイプが4席。

以前より慣れてきたものの、私にとって1人オープン席は未だハードル高しなのです。

ということで、事前に半個室の方をリクエストしていました。

通されたのは右奥の半個室席。

しっかり配慮してくださってありがたい(*^^*)

5月下旬とはいえまだ夜は冷え込んでいたため、薪ストーブに火が灯ってました。

座った目線はこんな感じ。

テーブルランナーや生花からも気配りが感じられて良きです。

マスクケースもしっかり完備。

こちらは一休ダイヤモンド会員特典のワンドリンクサービスメニュー。

日本酒もしくはグラスワインがあればなお良かった。

※私より直近に泊まった方のブログを参照すると地酒も選べるようになったそうですし、今現在のメニューは異なるかも。

ビールと焼酎で迷った結果、会津若松の米焼酎 玄武(600円+税→無料)をチョイス。

本日のお品書き

先付 新緑豆富 才巻海老 防風 キャビア 美味だし

欠けてるのは私が箸をつけたせい。笑

平らげる前に気づいて良かった。

枝豆の濃い風味と滑らかな口当たりがサイコー!

上にちょこんとのってる具材も豪華ですね~。

前菜  

ズワイ蟹雲丹焼 わらび烏賊 蕨昆布巻 縞鯵ずんだ焼

手が込んでますね~。

ややしっかりめの味付けで、いわゆる「酒菜」的な。

北寄と明日葉の酢浸し

シャッキリコリコリとした食感が印象的なお浸し。

酸味はそこまで強くなかったので食べやすかった。

椀 相並沢煮仕立て 祝い粉

しっかりアツアツな状態でいただけましたよ。

祝い粉は胡椒のことで、昔は胡椒が貴重なものだった意味が込められているそう。

その祝い粉がいいアクセントでした!

造り 厳選鮮魚の氷釜盛り 本鮪 笛吹鯛 平目 帆立 妻彩々 本山葵

葱を山形県産のヒラメで巻いたりライムの欠片を帆立で挟むなど、仕事が光ってますね~。

肝心の鮮度も◎。

家喜物 福島うねめ牛の朴葉焼 茄子 エリンギ 万願寺

家喜物は「ヤキモノ」と読みます。焼き物のことですね。

焼いた写真もパチリと。

濃いめの味噌味で、焼酎と良く合いました~。

こちらはしんごろうといって、南会津の郷土料理。

半つきにしたうるち米の団子に、味噌とエゴマを混ぜたじゅうねん味噌を塗って焼いたものだそう。

余った朴葉味噌も有効活用できるし、これは他の宿の朴葉焼きでも出してほしいなあ。

日本酒は飛露喜やにいだしぜんしゅなどの地酒の他に、十四代、而今、新政、獺祭なども取り揃えられてたけど、値付けもやや強気の設定。

宿泊当時は一番安い地酒でも1合1000円くらいだった。

そのうえ日本酒は部屋飲みで散々やり散らかしたので、2杯目は飲みやすさ重視で巨峰ロワイヤル(980円+税)を。

ジュース感覚でゴクゴク飲めたけど、実は13度あるので危険な飲み物なのです。

飲みやすさどころか自分が吞まれそうになったのは内緒(^^;)

多喜合せ 穴子信田巻 木の葉南瓜 冬瓜 独活 隠元 青柚子

上品な盛り付けの煮物ですね~。

なかでも葉っぱに見立てた南瓜に目がいきます!

鍋 真鯛のしゃぶしゃぶ 彩り野菜 ポン酢 

生でも食べられる新鮮な鯛だそう(^o^)

お出汁にサッとくぐらせていただきます。

うん、間違いのないお味!

ポン酢のつけ過ぎには注意ですね。

この辺から結構酔い出したので、具材の半分以上はドボンしてしまった。

食事 

筍と桜海老の炊込み御飯 

もう見ためから美味しそう!

お代わりもできたらしいけど、酔い酔い状態のため1杯だけ。

香物 

赤だし

甘味 

酔いが限界に近くてもスイーツは別腹(^^)

白胡麻のムースと最中アイス 季節の水菓子添え 

ああ、これも美味しかったなあ。

特に白胡麻ムースの上品な甘さに悶絶!

最中アイスも一口サイズで食べやすかったです。

お薄

抹茶で〆は個人的に好き。

 

「オーベルジュ」のイメージからもっと派手さや独創性があるのかと思いきや、正統派に近い和食という印象を受けたかな。

とはいえ、手が込んだ料理も多くて美味しくいただけました(*^^*)

 

ドリンクメニューに関しては今回も掲載は控えますが、ビール、日本酒、ワイン、焼酎、ノンアルなどバランス良く取り揃えられてましたよ。

 

⑥朝食・感想へ続く

g-onsen.hatenablog.com