思い出に残る温泉旅館〜おこもり滞在記〜

個人の感想ですが、温泉宿選びの参考になれば幸いです。今後は東日本の旅館紹介が中心になります。

金門坑。(2021.3)④貸切露天風呂「オン・ザ・ヒル」、貸切風呂「い・ろ・は」

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金門坑。には大浴場はありませんが、「オン・ザ・ヒル」2ヶ所、「い・ろ・は」3ヶ所、合計5ヶ所の貸切風呂があります!

利用時間は15時から22時まで(※「い・ろ・は」は23時まで)、翌7時から10時までで、予約制ではなく空いていたら内鍵をかけて利用する形式です。

オン・ザ・ヒル

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貸切露天風呂「オン・ザ・ヒルは、離れに取り囲まれた小さな丘の上にあります。

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入口と脱衣場は撮りそこね(^^;)

オン・ザ・ヒルの浴槽は左右2ヶ所あって、左右反転の造りになっています。

脱衣場は半屋外なので寒い季節はちと辛いかも。

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ひょうたん型のような形状が印象的な露天風呂。

屋根はなく完全露天です。

手前側が浅くなっていて、寝湯のようなスタイルでも湯浴みを楽しめます(^^)

由布岳に向かって造られているので天候が良ければ絶景なのだけど、この時は曇り空だったので残念。

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温泉の供給に関しては、奥側の底から源泉が湧き上がってくる仕組み。

もちろん循環なしのかけ流し!

ただね、前回・今回ともにオン・ザ・ヒルのお湯は自分には熱すぎて、やむを得ず水で埋めて入ったのでした(^^;)

外気温が高い時は最初から加水するみたいです。

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オン・ザ・ヒルは洗い場も屋外。

手前はかけ湯かな、ぬるめのお湯でした。

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DHCオリーブゴールドシリーズの洗顔・クレンジング。

バスアメニティの中身は不明。

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晴れていればきっと綺麗な星空を眺められるだろうなあ。

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先程まで紹介したのは左側の方で、こちらは右側。

やはり左右対称です。

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洗い場やかけ湯も左側と同じだと思います。

「い・ろ・は」

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貸切風呂「い・ろ・は」は本館の向かい側にあります。

テラスハウスからは近くて便利でした(^^)

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」の脱衣場

なお「」・「」も脱衣場は同じ造りです。

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脱衣場にはトイレも完備。

オン・ザ・ヒルの脱衣場と違って冷暖房もあるので、寒い思いをしなくて済みそう。

なお以前は「オン・ザ・ヒル」、「い・ろ・は」の脱衣場に小タオルが完備されていたものの、この時はコロナ感染対策により撤去されていました(^^;)

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冷水入りポットやドライヤー、綿棒など。

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DHCオリーブゴールドシリーズの乳液、ハンドソープ、化粧水。

これらとドライヤーに関してはオン・ザ・ヒルの脱衣場にもあったはず。

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貸切風呂「」は円形の半露天風呂。

大人1人でゆったり、詰めれば2人でも入れます。

2人で入る場合、ここも底から源泉が湧き出てくるので要注意。

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貸切風呂「い」の洗い場

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バスアメニティは客室と同じ「ルシアル」。

そしてDHCオリーブゴールドシリーズの洗顔・クレンジング。

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貸切風呂「」は四角形の石風呂。

こちらも大人2人サイズで、底から源泉が湧き出てきます。

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貸切風呂「ろ」の洗い場。

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貸切風呂「」は枠のみ木で造られた石風呂。

「ろ」より少しだけ広く感じました。

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「い」・「ろ」と比べて石垣がやや高いので、人によっては少し閉塞感を感じるかも。

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貸切風呂「は」の洗い場。

 

「い・ろ・は」は前回・今回ともにお湯は適温のことが多く、気持ち良く入れました!

熱かったら加水もできるし、それにネットの情報によるとフロントに連絡すれば源泉を増やすこともできるらしいです。

 

さて、温泉そのものの紹介が後回しになってしまいました。

金門坑。の泉質はナトリウムー塩化物・硫酸塩・炭酸水素塩泉で、泉温 71.0℃、pH 8.5とのこと。

加温・循環なしのかけ流しで、加水は外気温が高い時には行うそう。

消毒については不明ですが、もちろん塩素臭は皆無でしたよ。

2016年11月時点の温泉分析書(たしか客室にあったはず、ネット検索でも閲覧可)によるとメタケイ酸を267.0 mg/kg含有しているそうで、肌にまとわりつくヌルヌルすべすべとした浴感がたまりません(*^^*)

しかも、テラスハウスの部屋風呂を除いて浴槽内から源泉が湧出する仕組みを採用しているのが個人的に高ポイント。

由布院の高級宿は単純泉が多いので、その観点からもこちらの温泉は大きな魅力だと思います!

 

⑤夕食へ続く

g-onsen.hatenablog.com