山河の客室数は全16室。
うち源泉かけ流しの温泉付き客室は全7室で、内訳は下記の通り。
- 離れ和洋室(内風呂・露天風呂付き):ねむの木
- 離れ8+6畳(内風呂付き):夏椿
- 東棟8+8畳(露天風呂付き):朴の木
- 東棟8+8畳(内風呂付き):えごの木
- 西棟8畳(内風呂付き):柃・捩木・吊花
柃は川沿いのロケーションが良いためか、他の2室(捩木・吊花)より少しお高めとなっています。
また、西棟の部屋風呂は単純硫黄泉、その他の部屋風呂は単純硫黄泉とナトリウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉の混合泉という情報もありますが、お宿側へ直接確認したわけではないので、温泉に拘る方はご自身で確認をお願いします。
その他、スタンダード客室は本館2階に6室(8畳~12.5畳)のほか、西棟8畳(馬酔木・椿)、東棟10畳(楓)があって、宿泊人数で割り当てているとのこと。
おひとり様は平日のスタンダード客室のみ宿泊可で、その場合はおそらく本館2階の8畳客室あたりに通されるのではないかな。
なおチェックアウト時間は10時ですが、離れの2室のみ11時チェックアウトです。
今回はねむの木をチョイス。
※間取り図は公式HPより引用させていただきました。
2012年8月に新設された特別室で、山河で唯一ベッドを備えています。
その分値段も張るけど、特に週末はなかなか予約できない人気の客室です!
前回記事の最後で触れた通り、ねむの木は2階部分にあります。
一応離れの位置づけですが、気になるほどではないものの滞在中は少しだけ物音がしました。
東棟の2室(朴の木・えごの木)と隣接しているのかは確認していません。
あと、客室玄関までは階段があるため足が不自由な方には不向きかも。
おじゃまします。
玄関はゆとりのあるスペース。
写真を撮りそこねたけど、履物にのせる木札(外履き・館内スリッパ用に1人2枚ずつ)を渡されました。
他の方の履物と間違わないようにとの配慮です。
客室の鍵は1つだけでした。
玄関入口に迫力ある生花が飾られていました!
10畳の和室。
凛とした雰囲気で素敵です(^^)
和室の奥にはベッドルーム。
ねむの木の定員は6名で、3名以上で泊まる場合はこちらの和室に布団が敷かれるものと思われます。
シンプルな床の間。
ここに玄関の生花を移動させたらもっと素敵だけど、多分暖房でお花が早く傷んでしまうからあえてそうしてるんだろうな、と同行者が言っていました。
和室のテレビは32インチ。
写真左手には小さなクローゼットがあります。
窓側には文机や鏡台が配置されています。
文机は足をおろせる造りになっていて、ここで景色を眺めつつ書き物や作業などするのもいいかも。
文机の上には読書灯、灰皿、便箋、封筒、ボールペン。
なお、山河はねむの木も含め全室喫煙可能。
オゾン脱臭機と空気清浄機で対応してくれるそうなので、気になる方は事前に伝えておくといいかも。
今回は申請しそこねたけど、タバコ臭は気にならなかったです。
文机からの眺め。
月見台(デッキテラス)まで散策に来るお客さん、薬師の湯の源泉を見回りにくるスタッフさんなどしばしば人がやってくるので、裸族の方は要注意です。笑
続いてベッドルームの紹介を。
洋室ですが、ベッドカバーを中心に和風旅館の雰囲気を感じられます。
広さに関しては、公式HPや予約サイトでは8畳、12畳、12.5畳と記載にバラつきあり。笑
ベッドはよくわからないけどセミダブルサイズかな?
寝心地は良かったと思います。
暗くてわかりづらいけど、写真奥に40インチのテレビあり。
枕元のインテリアも上質ですね~。
枕元には電話、室内灯スイッチ、コンセント、テレビのリモコン。
ベッドルームから和室を見たところ。
天井の太い梁が素晴らしい(*^^*)
テーブル・椅子席は、就寝前の語らいの場などに使えそう。
L字型のカウンターテーブルは作業やお化粧などに。
カウンターテーブルの傍には加湿空気清浄機がありました。
ベッドルームの右奥にあるクローゼット。
セキュリティボックスはここに。
和室のクローゼットより大きいので、少人数で泊まった場合はこちらを使うことが多くなるかも。




テレビ下の押し入れには浴衣、羽織、足袋、タオル類が収納されています。
ワッフル生地のバスローブ(右下写真)はおそらくねむの木限定かな。
浴衣は比較的シンプルなデザイン。
湯かごと次亜塩素酸水の除菌スプレー。
そうそう、Wi-Fiが使えるのは本館ロビーと本館客室だけと思っていたけど、ねむの木でもバリバリではないにしろ電波は入ったので、ネット閲覧くらいはできました。
ネット環境を重視される方は事前にお宿側へ問い合わせるといいかもしれません。
次回は水回り、そして客室内風呂・露天風呂を紹介します(^^)/
③離れ「ねむの木」その2へ続く