離れ客室は夕朝食ともにお部屋でいただきます。
夕食の開始時間は18時から20時までの30分刻みで選択。
最初のセッティング
お品書き
注文したのは豊潤 特別純米(1合:1100円+税)。
大分の地酒ですね。
まず前菜として三皿が運ばれてきました!
蓮根万十 みぞれ掛け
豆とアスパラ白和え
炒り銀杏 零余子
三皿とも良く言えばシンプル、率直に言って地味め。
どれも素材重視でかなりの薄味でした。
零余子(むかご:山芋の球芽)はバター焼きとのことでしたが、これも想像より渋いお味。
前情報がなければ面食らってたかも。笑
季節の造り
これも見た目は地味(器を除く)だけど、素材は抜群!
特にタイの新鮮さ・美味しさにびっくりΣ(゚Д゚)
聞くと、大分県産の天然鯛を注文を受けてから捌いているとのこと。
ヤリイカもねっとりウマウマ~。
地鶏の小鍋仕立て
鶏以外の具材は水菜、牛蒡、葱だったと思います。
前菜と違ってそこそこしっかりなお味で、付け合わせの柚子胡椒がなくても十分!
鶏の出汁がよく出ていてお酒が進みます(^ω^)
この二皿はまとめて供されました。
甘鯛 若狭焼き
甘鯛はふっくら、しかも口に入れると身がほろほろと溶けていく、、、
これは美味いなあ(*^^*)
酢ゴボウは柔らかい食感で、(いい意味で)意表をつかれました。
聖護院大根 べっ甲あん掛け
上にのっているのは小松菜。
べっ甲餡というと濃いめのお味を想像するけど、こちらは上品な味付けでした。
おおいた和牛 炭火焼き
ここでメインが登場!
和牛は事前に焼き加減を聞かれました。
付け合わせの野菜はズッキーニ。
調味料は醤油、タレ、塩、辛子の4種類。
美味いに決まってますよね(^o^)
仲居さんから、お腹に余裕があれば冷たいお蕎麦はいかがですかと聞かれました。
お願いしないわけがない。笑
冷たいかき揚げそば
みつば、玉葱のかき揚げが載っていました。
仲居さんによると、亀の井別荘は自社の蕎麦畑を所有しているそうな。
美味しいお蕎麦でペロリでした。
御飯
香の物
おともは鯵のヅケ
大分のお宿だけど、特に関鯵ともりゅうきゅうとも言われませんでした。
甘めの醤油味でご飯が止まりません!
椎茸と葱の味噌汁
これはすごい!
椎茸出汁がこれでもかと主張してきました。
大分は椎茸も有名ですからね~。
食後
この日のデザートは酒粕のパンナコッタでした!
水だしコーヒーも苦くて美味し。
事前の情報通り、結構シンプルですね。
いわゆるインスタ映えするお料理ではないと感じました。
高級宿なので、豪華さ・華やかさを好む方は余計に不満を抱くかもしれません。
しかしながら食材の質は高くお味も上品だったので、個人的には満足できましたよ。
ボリュームはお蕎麦を入れてもやや少なめに感じたけど、最後のご飯で調整できたので問題なしでした(^o^)
最後に、2020年11月時点のドリンクリストを。
高級宿だからなのか、完全にワイン重視ですね。
私は日本酒党かつワインに関してはど素人なので、もう少し日本酒を充実させてほしいと思ってしまいました。笑
⑥朝食・感想へ続く