夕朝食ともに客室内の食事部屋でいただきます。
夕食の開始時間は17時半から19時までの30分刻みで選択。
お品書き
(2019年6月現在では)海栄RYOKANSから選ばれた料理人が、2ヶ月毎の交替制で月夜見の座の料理長を担当するとのこと。
純和風や和洋折衷などそれぞれの料理長の個性が献立に表れるそうで、料理の趣向が変わるのは再訪の楽しみが増えますね(^o^)
注文したお酒は作 玄乃智(1合:1000円+税)だけど写真なし(^^;)
後は食事中に飲んでよいと言われた冷蔵庫のビールも遠慮なくいただきました。笑
食前酒 紅茶梅酒
先附 鮑と蓮芋の博多湯葉巻き
梅雨の鬱陶しさを吹き飛ばす涼やかな見ため!
お味も奥深い味わいでばっちりでした。
椀物 鱧葛打ち
意外と具沢山ですね。
鱧はふわふわ、お出汁もいい塩梅だったと思います(^^)
向附 伊勢海老と海の幸盛り込み
大きなお皿で盛られてきました。
1人前だと量が少なくなるのでショボく見えがちですが、葉っぱなどで工夫されているので素晴らしい迫力!
伊勢海老は禁漁期間でおそらく冷凍物だと思うけど新鮮でブリブリ、他のお刺身も美味しかったです(*^^*)
お刺身は醤油と岩塩(あと何だっけ?)でいただきます。
テーブルに敷かれた紙には、月夜見の座の客室名にもなっている月についてのうんちくが描かれていました。
口取り 水無月の八寸
鮎蓼酢焼き うざく かえる空豆 べっこう生姜 汲み上げ湯葉 穴子出汁巻き 雲丹とあおさの養老寄せ
器がいい感じなのであえて盛り付けはシンプルにしているのかも。
「うざく」が何なのか知らなかったのですが、仲居さんが丁寧に教えてくださいました。
鰻と胡瓜の酢の物のことで、三重県の郷土料理らしいです。
八寸のあと、一休ダイヤモンド会員特典の一品料理が運ばれてきました。
どうやら内容はその時によって変わるみたいで、今回は伊勢海老の具足煮でした。
出汁がよく効いていてお酒が進みました。笑
冷やし鉢 丸茄子そば
ここでさっぱりとした一品。
量は少なめなのでするする入りました。
強肴 松阪牛サーロインのロースト
全国的な知名度を誇る松坂牛(まつさかうし)。
九州人は滅多に口にできないので、ありがたくお味を噛みしめました。
当然(゚д゚)ウマー。
預鉢 フォアグラ大根和風仕立て
フォアグラ大根というと栃木県の茜庵が浮かびますが、あちらよりフォアグラの主張・味付けともに強めに感じました。
もちろん美味しかったです!
お食事 鶏御飯
お味はしっかりめ。
個人的にはもう少し薄味だと嬉しいけど、これは完全に個人の好みですね。
留椀 赤出汁
これもしっかりめのお味。
香の物
水物 あずきムース
あずきの風味を活かしたムースは絶品で、この3倍くらい大きくてもいいかな。笑
月をイメージした器もいい感じ。
余った鶏御飯は夜食のおにぎりに。
そしてお水とお茶のペットボトルまで追加でいただけました(^o^)
伊勢海老や松坂牛など地物の豪華食材がふんだんに使われ、目でも舌でも楽しめる贅極まる献立でした!
全体的に若干甘めの味付けで、〆のご飯と赤出汁は塩気が強めに感じたものの、どれも美味しくいただけました(*^^*)
ボリュームに関しても、会員特典の一品付きでお酒と合わせたこともあって十分に感じました。
2019年6月現在のドリンクメニューを載せておきます。
お酒は満遍なく揃っている感じ。
さすがの私でも無料ビールだけで押し通すのは気が引けたので、手が届く価格帯のドリンクも豊富でよかったです。
⑤朝食・感想へ続く