思い出に残る温泉旅館〜おこもり滞在記〜

個人の感想ですが、温泉宿選びの参考になれば幸いです。今後は東日本の旅館紹介が中心になります。

江差旅庭 群来(2021.11)②客室「乱霰」その1

各部屋は隣り合っていますが、よく見ると独立分離型の造り。

(居住スペースが壁で隣接していない)

全7室のなかから今回アサインされたのは乱霰

乱れとぶ霰(あられ)、、、強風が吹く冬の江差を思い起こす言葉です。

入口は廊下から少し奥まった造り。

ドアはオートロックではありません。

客室銘板の飾りには船大工が使う鉋(かんな)が添えられています。

こういうちょっとした拘りも素敵。

玄関からスタイリッシュ過ぎてもう最高(*^^*)

左手前:トイレ 左奥:リビング 右奥:洗面所・内風呂

館内履きのサンダルと室内履きのスリッパ。

ルームサービスを届けてもらった際は、直接受け取っても良いし、写真左側の棚に置いといてもらうのもOK。

アルコールスプレーの置き場所は玄関派なので地味に嬉しい。

羊毛フェルトと観葉植物もいいアクセントに。

そうそう、客室は違えどこんな感じのリビングだった!

遂に再訪できたんだなあと感慨に浸ります。

ちなみに広さは63平米で、おひとり様にとっては贅沢過ぎるほど。

入って左手には琉球畳の和室スペース。

定員は4名までなので、3人以上で泊まった際はこちらに布団を敷くと思われ。

おひとり様だと単なる物置と化してしまいそうだけど、ちょっとした運動などに活用しました(^^)v

リビングとはスライドドアで仕切られます。

加湿空気清浄機と書斎的な文机。

旅庭 群来設立に関しての書籍などが置いてあって、とても興味深かった。

和室のクローゼット。

消臭スプレーとブラシも完備。

クローゼットの隣の収納スペース。

和室からリビングを見たところ。

逆光気味の写真だけど、それが逆に絵になる。

こちらの革張りのカウチソファ、見ためも良いけど座り心地が抜群です!

それに足を伸ばして寛げるのはすごくありがたい(^ω^)

普通のソファ(カウチなし)の客室もあるそう。

ただしソファから手が届く範囲にテーブルがないので、ここでお酒を嗜む時は床に直置きしてました。笑

座椅子も客室によって数タイプあると思われます。

この座椅子と年季が入った味のあるテーブル、そして窓越しに見える哀愁漂う港の光景がまた何とも、、、

座った時の目線で景色を愛でられるように、窓は敢えて低めに設計されているそうな。

ウェルカムサービスはお部屋にて。

自家製黒豆茶と、地元江差の老舗和菓子屋「五勝手屋本舗」が手掛ける回/Re-Fluit

ドライいちじくの中に五勝手屋羊羹を詰め込んだ和菓子で、お茶と一緒にいただくと至福の美味しさ(*^^*)

こちらは江差の郷土菓子のこうれん

地元産のもち米をふかし、砂糖・塩・黒ゴマを加えたものを練って丸めて伸ばし、その後天日干しにしたもの。

優しいお味で食感もサックリ軽く、あっという間に空になってしまいました。笑

お部屋の鍵。

デッキテラスからリビング・和室を見たところ。

リビングの引き戸を開けると冷蔵庫や内線電話などがお目見え。

室内灯も2種類置かれていました。

お部屋の調光は控えめなので、読書やPC作業などの際は重宝するはず。

常温のミネラルウォーター、もちろん無料。

カップ類やネスプレッソカプセル、ティーバックなど。

ロンネフェルトのハーブティーは有料らしいです。

頼む人もいるのかな?

冷蔵庫内のドリンクも無料。

オールインクルーシブだけど補充はないそう。

まあルームサービスが充実しているので問題なしです。

テレビは32インチで、ブルーレイデッキもありました。

ちなみに、テレビ側を開けると冷蔵庫側が引き戸で覆われてしまい、逆もまたしかり。

私はテレビを観ないので問題なかったけど、人によっては気になる造りかも。

お次はベッドルームへ。

ベッドルームとリビングもスライドドアで仕切られますよ。

ツインベッドはシモンズ社製のセミダブルサイズ。

寝心地はもちろん◎でした!

寝室の間接照明も素敵ですねえ!

枕元には照明のスイッチとコンセント、そして両サイドに可動式の読書灯。

館内着などは寝室のクローゼットに収納されています。

上段はコシノジュンコデザインの館内着。

サイズ別に複数枚あったので、ありがたく2着使わせてもらいました(^^)v

しばしば不評を買うこともある館内着(白いやつ)は夏バージョンだそうで、今回のは着心地は悪くなかったです。

(次の記事で着用した写真を載せます)

下段はパジャマだけど、支配人さんによるとこちらを館内着にしても良いとのこと。

1人泊でもバスローブは2着。

こちらもありがたく使わせていただくことに。

なんてったって、数えきれないくらい温泉に浸かるものでね。

寝転がったポジションからでも港を望みます。

外からは見られずに景色を堪能できるよう、塀の高さは計算し尽くされているそう。

それでも気になる方は、ロールカーテンを下ろせばプライバシーもばっちりで、遮光もそこそこ。

温泉熱を利用した床暖房システムを採用していて、室内は暖房なしでもポカポカ!

スイッチはリビング入口、洗面台下、和室、寝室の4ヶ所あったはず。

かなり温まるので暑過ぎたらOFFしましょう。

 

デッキテラス、水回りや部屋風呂の様子は次回に。

 

③客室「乱霰」その2へ続く

g-onsen.hatenablog.com