思い出に残る温泉旅館〜おこもり滞在記〜

個人の感想ですが、温泉宿選びの参考になれば幸いです。今後は東日本の旅館紹介が中心になります。

栃尾又温泉 自在館(2024.9)①チェックイン・パブリックスペース

今回(2024年9月)訪れたのは、新潟県の栃尾又温泉 自在館です(^^)

 

栃尾又温泉には現在3つの宿がありますが、なかでも本家の扱いを受けていて創業約400年の歴史を誇る自在館。

湯治宿としてはもちろん、おひとり様歓迎の宿としても界隈では有名で、ぬる湯好き&一人旅の私にとってはまさにうってつけの宿です!

 

栃尾又温泉の場所は、関越自動車道 魚沼ICから車で約20分。

公共交通機関では、上越新幹線も停車するJR浦佐駅から無料送迎バス(事前予約制)が便利です。

当初は栃木方面から国道(酷道)352号線を走破して行こうかと思ってたけど、断念して大人しく新幹線で行きました💨

 

浦佐駅からのバスの出発時刻は13:20~13:30。

新幹線のダイヤに合わせられていて利用しやすい🥰

連休日の訪問なのもあってか送迎利用のお客さんが多く、2台体制でのお迎えでした。

第1陣で呼ばれたのはリピーターの方々で、私はもちろん第2陣。

客層の半分以上はおひとり様で、男女の比率は半々だけど年齢層は20代から70代(と思われる)と様々でした👀

 

30分ほど送迎バスに揺られて、14:00過ぎに到着!

通常のチェックインは15:00からだけど、すぐに受け入れてくださいました✨

玄関で靴を脱ぐと、「日本秘湯を守る会」の提灯がお出迎え😄

フロント

営業時間前に撮影したので閉まっています。

ロビーの中央には囲炉裏もあり、雰囲気バツグン!

チェックインは送迎利用者で混み合ってたけど、大勢のスタッフさんが手分けして対応してくれたのでスムーズでした😊

ロビーの一角には無料ドリンクコーナー。

冷たいドリンクはラジウム温泉水、フレーバー温泉水、むぎ茶、温かいドリンクはどくだみ茶と紅茶・緑茶のティーバック。

時間限定(チェックイン日の夕方まで?)でお菓子も置かれていました。

下段には客室に持ち帰る用のラジウム温泉水入りポットがあって、しかも冷たいのと常温の2種類用意されているという気の利きよう✨

2種類のホットコーヒーも無料でいただけます!

囲炉裏近くに腰かけて新聞を読んだり、皆さん思い思いに寛いでました😊

ライブラリーコーナー

小説が中心で、雑誌や漫画などもラインナップされてた。

窓際の席にはコンセントもあり、時々ここにPCを持ち込んでブログ作業やネットサーフィンも。

ロビーのWi-Fiは特に問題なく使えました!

ピアノもロビーの雰囲気にうまく溶け込んでますね。

売店&アメニティ置き場

館内着(作務衣)、足袋、湯かご、そして連泊者用のバスタオルはセルフでここから取っていきます。

ランドリーコーナー

利用は自己申告制です。

今回は3泊したのもあって一度だけ利用させてもらいました。

自動販売機の価格は一般的なものと同じくらいかな。

缶ビールは350mL 350円とちょいお高め。

館内案内図

自在館本館は地下1階・地上3階の4階建て。

初見だとちょっと迷いがちだけど、移動してるうちにだんだん掴めてきました。

エレベーターも1基だけあるけど、私は階段移動が多かったです。

歴史ある建物なので階段もやや急で狭め。

まあそういう不便さも丸ごと楽しむのがいいんですよね。

2階・3階の共用スペースにもお茶コーナーがあります。

男女別の共用トイレ。

トイレ無し客室に泊まった場合は何度もお世話になるため、清潔さは重要なところ。

男性用は大小どちらもあって、大の方はウォッシュレット付きで清潔さは問題ないレベルでした。

自在館にはなんとフィットネスルームもあります。

折角なので利用してみました!

料金は1回利用ごとに発生するのか1日使い放題なのか、それとも滞在中使い放題なのか確認したところ、1日あたりのお値段とのこと。

昔の宴会場を改修して2023年にオープンしたとのこと。

和室とマシンやダンベルの組み合わせ、なんか面白い🤭

もちろんトレーニングウェアは各自持参だけど、和室なのでシューズの準備が要らないのはいいですね。

バランスボールやエアロバイクも。

マシンの数は少なめだけど、この日の利用者は私だけでまさに貸切✨

ストレッチしたりリフティングしたり、自由気ままに楽しみました!

自在館の若旦那は想像以上にマッチョだったけど、若旦那もここで筋トレしてるんだろうか、、、

冷房が効いた室内で自然を眺めながらバイクをこいだり、良い汗かけた🥰

なお、フィットネスルームにはウォーターサーバーなどは無いため、飲料はロビーやお部屋から持参する必要があります。

写真は本館と大正棟を繋ぐ渡り廊下。

今まで紹介してきたのは本館で、自在館には大正棟もあります。

訪問した時、大正棟は老朽化のため改装工事中で、2階廊下だけ通り抜けられるようになっていました。

栃尾又温泉共同湯「うえの湯・おくの湯」へ行く際は、もっぱらこの大正棟の廊下を利用しました。

もちろん1階から外に出て行くのもアリ。

途中には景色を眺められるベンチも。

2025年1月時点では、大正棟の宿泊受付も再開した模様です。

外に出てきました。

左奥の建物が本館、右手が大正棟です。

この物置小屋は喫煙所として使われてました。

館内に喫煙スペースは無かった気がします。

栃尾又薬師堂

訪れれば子宝に恵まれると言われているそう。

 

②客室へ続く