思い出に残る温泉旅館〜おこもり滞在記〜

個人の感想ですが、温泉宿選びの参考になれば幸いです。今後は東日本の旅館紹介が中心になります。

鉛温泉 心の刻 十三月(2024.5)⑥藤三旅館「白猿の湯」・「桂の湯」

十三月の宿泊客は、隣接する藤三旅館の共同浴場を無料で利用できます!

部屋に温泉があるとはいえ、温泉愛好家としては全て堪能し尽くさないとね🤤

浴場は白猿の湯・桂の湯・白糸の湯・銀の湯の4ヶ所。

うーん、1泊だけだと回り切れないかも。

連絡通路を渡って藤三旅館のエリアへ。

藤三旅館から十三月へ戻る際は客室のカードキーでドアを開錠します。

つまり藤三旅館の宿泊者は十三月へ立ち入れない仕組みです。

なお、共同浴場は全て撮影禁止ですが、今回はスタッフさんの立ち合いのもと無人のタイミングで撮影させてもらいました!

 

白猿の湯

まずは藤三旅館のシンボルでもある白猿の湯へ。

温泉湧出口の真上に浴槽を造ったらしく、そのため地下に浴槽があります。

出入口は旅館側と湯治部側の2ヶ所あって、十三月からだと旅館側(写真)からの出入りが便利。

白猿の湯は混浴だけど、女性専用時間もちゃんと設けられています。

にしても、この独特な雰囲気は写真では伝わらないと思う💨

脱衣場は簡素な造りで、シャワーやバスアメニティは無し。

浴槽は大小2ヶ所で、有名な立ち湯は大きい方。

どちらも源泉かけ流しで、浴槽の縁からお湯がサラサラと流れ続けています✨

一番深いところで140cmもあるらしく、立ち湯ならではの浮遊感が堪らない😆

源泉は足元湧出の白猿の湯、その他桂の湯と下の湯も利用してかけ流されているそう。

湯温は体感42℃台のことが多くて長湯は難しかったですね。

天井はかなり高くて、温泉の効能書きがまた風情があるなあ。

こちらの小さい浴槽は通称「子猿の湯」で、ぬるめの源泉を利用しているとのこと。

水風呂一歩手前の温度でクールダウンにぴったり!

立ち湯と子猿の湯の往復がめっちゃ気持ち良かったです~。

 

桂の湯

桂の湯は藤三旅館では唯一の男女2ヶ所ある共同浴場。入れ替えはありません。

ちなみに一番撮影に苦労したのは桂の湯で、なかなか無人のタイミングに恵まれずスタッフさんに三度も付き合ってもらいました。申し訳ない💦

ドライヤー、綿棒の他、ポーラ アクアバランスオムの男性用コスメもあります。

女性用はポーラ エステロワイエだそう。

脱衣場は貴重品ロッカーも完備。

トイレもありました。

洗い場はやや年季が入っていて、後で紹介する白糸の湯の方が清潔でしたね。

シャワーのお湯も源泉です!確かにお湯が少しツルツルしてた。

バスアメニティはポーラ ひととき。

内風呂は、他人同士でも6人くらいは入れるかな。

源泉かけ流しでやや熱め。

内風呂にはちょっとだけ浸かって、すぐに露天風呂へ。

手前側の露天風呂。屋根付きなので雨天でも入りやすい。

岩風呂なんだけど、温泉成分の影響かマーブル状に変色しているのが何とも味わい深い。

ここも源泉かけ流し、というか藤三旅館の温泉に循環という概念は存在しません。

それだけ湯量や源泉が豊富なんですねえ🥰

男性露天風呂にはもう1ヶ所渓流沿いの露天風呂もあります。女性用には無いみたいですね。男女入れ替えしてくれたらいいんだけど、覗かれるリスクがあるのかな?

この石の階段は狭くて急で、夜間や酔っ払ってる時はちょっと危ないかも。

上の露天風呂よりこぢんまりしてて、屋根もない完全露天です!

写真の腕がアレで上手く伝わらないけど、川の迫力が凄過ぎる😆✨

ただし上側の露天風呂より更に熱めで、長湯が難しいのが悔やまれます。

桂の湯の源泉は桂の湯と下の湯の混合泉とのこと。

単純泉だけど、お湯の滑らかさは明らかに温泉らしさを感じ取れました😊

 

⑦藤三旅館「銀の湯」・「白糸の湯」へ続く

g-onsen.hatenablog.com