思い出に残る温泉旅館〜おこもり滞在記〜

個人の感想ですが、温泉宿選びの参考になれば幸いです。今後は東日本の旅館紹介が中心になります。

花鐘亭はなや(2021.9)⑤番外編:エグゼクティブフロアツイン「ほおづき」・ランチ

実は今回、夕食時にハプニングがありました。

部屋の椅子席に座って夕食を待っていたら、仲居さんが私の目の前でお盆をぶちまけてしまったのです。

当然お料理のほとんどは床に散乱(^^;)

恐縮しきりの仲居さんとそれをカバーするベテラン仲居さんが手分けしてお片付けと床のお掃除。

「今すぐ作り直します。大変申し訳ございません!」と平謝りしてくださいました。

狭い部屋での配膳だし仕方ないよなあと呑気に待っていたら、女将さんが登場して「手前どもの不手際で床が汚れてしまったので、もしよろしければお部屋の変更をさせていただきたいのですが」と。

掃除し終わった床はシミが残ったくらいでそこまで気にならなかったけど、ここはありがたくご厚意に甘えることに。

 

エグゼクティブフロアツイン「ほおづき」

ということで、急遽お隣の「ほおづき」(※)へ移動することに相成りました。

何とかたくりよりワンランクアップ!

こちらこそ申し訳ない気持ちに。

※一部で「ほおずき」とも表記されますが、公式HPでの呼称を採用しました。

玄関ドアから入ったところ。

入口近くにあるクローゼット。

公表スペックでは15.5 ㎡でかたくりとの差はわずか0.1 ㎡みたいだけど、実際はそれ以上に広く感じました。

テーブル椅子席はかたくりと同じ大きさかな。

色合いは違いますが。

こちらの内装は温かみのある色合いですね~。

2020年4月に改装されたので当然綺麗です!

かたくりとの最も大きな違いはベッドで、ほおづきのベッドは横幅120 cmのエアウィーヴのマットレス。

寝比べていないので違いはわかりませんが、寝心地はばっちりでした!

枕元に調光スイッチ、そしてUSBポートとコンセントも両サイドに完備。

内線電話も枕元に置かれていました。

ダイソン製扇風機はかたくりの物より大きめでした。

スペックもこちらの方が上なのかな?

壁掛けタイプの32インチテレビは角度調整可能で、椅子席からも見られると思います。

手荷物はもちろん、冷蔵庫の飲みかけドリンクも運んでくださいました。

新しい物も補充されてたけど、さすがに申し訳なさ過ぎるので手は付けなかったです。

ベッドから入口を振り返ったところ。

かたくりと違って、玄関ドアを開けただけではベッドルームは見えない造りです。

写真右手にトイレ、洗面台、シャワーブースなどの水回りがあります。

水回りに通じるドアを開けたところ。

アメニティ類は2人分用意されていました。

左手にウォッシュレット&自動洗浄機能付きトイレ。

右手に洗面台、シャワーブースといった造り。

こちらのシンクは長方形タイプです。

アメニティ類は同じでした。

湯かごは2名分。

やはり2人泊の方が多いのでしょうね。

この脱衣かごはかたくりにはなかったはず。

シャワーブース

造りもバスアメニティも同じでした。

シャワーブースからトイレを見たところ。

かたくりと同じくトイレと洗面台が一体化したタイプだけど、やはりあちらよりスペースにゆとりがありますね。

最後に窓からの眺望を。

角部屋なのでこちらの方がやや開放感があるかも。

右写真でちらっと見えるのは特別室「松」のバルコニーかな。

 

そういうわけで思いもよらないハプニングがあったものの、1泊で2つの客室を堪能できたので、個人的にはまさに禍を転じて福と為すでした(^^)v

 

ランチ

今回はお宿でとことんゆっくりしたかったので、チェックイン前にオプションでランチと外来入浴を頼んでいました。

1階のお食事処でいただきます。

他のお客さんもいらしたので食事席の写真はありません。

はなや名物の生ばらちらし丼(税込み1,540円)を注文。

メニューは他にもいくつかありました。

事前に頼んでいたので提供はスピーディーでした(^o^)

汁物付きでした。

うーん、北海道&名物ということでハードルを上げ過ぎたかな。

正直に言うと鮮度もボリュームもぼちぼちで、夕朝食と比べて満足度は低めでした。

 

次回はぶた丼か牛丼でリベンジと思いきや、なんとランチ営業は2022年7月15日で終了したとのこと。

残念ですが、事前予約制の弁当付き日帰り入浴は引き続き行っているみたいですよ。

 

⑥ドリンクメニュー・朝食・感想へ続く

g-onsen.hatenablog.com