今回(2021年11月)訪れたのは、長野県のかしわや本店です(^^)
正式名称は「別所温泉 観音様となりの宿 かしわや本店」なのかな。
信州最古の温泉といわれる別所温泉、そして温泉街の奥に佇む北向観音は本堂が北側を向いている珍しい御堂であり、共に多くの観光客で賑わいます。
今回宿泊するかしわや本店は、名の通りその北向観音からすぐ近くに位置しています。
公共交通機関でのアクセスは、上田電鉄 別所温泉駅から徒歩で約10分。
同駅から無料のシャトルバスも出ていますよ。
お宿の外観。
北向観音への裏参道、その両側に2つの建物(左:離館 四季亭、右:本館 柏和亭)が立ち並んでいます。
宿泊者用駐車場は写真右側。
チェックインは15時からですが、我々は事前連絡のうえ早めに車を停めさせていただき、温泉街を散策してからチェックインしました!
本館 柏和亭
柏和亭の玄関。
入口からもういい雰囲気ですねえ。
玄関で靴を預けます。
館内はほぼ畳敷きなので素足で移動できます(^^)
正面奥はトイレ。
館内にはレトロなインテリアが多数飾られていました。
北向観音の模型。
こちら、とある宿泊客が作成されたものだそう。
玄関前のロビーエリア。
奥の席に通されチェックインを行いました。
記帳の間に供されたのは抹茶、そして落雁、、、かと思いきや「ポルボローネ」という麦こうせん(※)。
口のなかでホロリと溶けていく美味しいお菓子でした(^^)
※麦を炒ってから挽いて粉にしたお菓子。麦こがしとも呼ぶそうです。
ロビーの奥の方に色々ありますね~。
はやる気持ちを抑えながら案内を待ちます。
と言っても、さほど待つことなくお部屋へ通してくださいました(*^^*)
こちらはフロント。
お土産処「かしわの葉」
一般的なお土産から陶器など、幅広く陳列されていましたよ。
ロビーの一角にあるフリードリンクコーナー。
15時から21時まではコーヒー・紅茶をセルフサービスで自由にいただけます!
これは嬉しい(^o^)
たしか8時くらいからだったと思うけど、翌朝も利用できました。
ウォーターサーバーもあるので喉が渇く心配はなさそうです。
更にお菓子も無料!
コーヒーのお供としてありがたく頂戴しました~。
なお翌朝に置かれていたのは飴のみでした。
1泊2食付きプランで予約した場合は、色浴衣を無料でレンタルできます。
柏和亭1階の喫煙所。
客室は全室禁煙なので、タバコを吸う方にとってはありがたいですね。
こちらは談話室。
別所温泉のある上田市は真田ゆかりの地とあってか、甲冑も飾られています。
雑誌や小説もあります。
ロビーから少し奥まった場所のため、プライベート感があって気に入りました(*´ω`*)
1階のロビー奥にはパブリックのお風呂があります。
お風呂の手前にもテーブル&椅子があって、こちらでチェックインを行っている方もいらっしゃいました。
食事処や客室は2階。
館内にエレベーターはないため階段移動は必須です。
ただし階段昇降機はあるので、足腰に不安のある方も多少は安心かと。
2階に上がってきました!
以前は夕食前にこちらで利き酒サービスを行っていたそうだけど、現在は感染対策の一環で取り止めているそうな。
2階から1階ロビーを見下ろしたところ。
吹き抜けなので開放感がありますね~。
夜の雰囲気も素敵!
離館 四季亭
続いて離館 四季亭の紹介を。
館内案内の通り、四季亭の方が客室数は多いです。
四季亭の玄関。
四季亭玄関から本館を見たところ。
距離はすぐ近くとはいえ、外履きに履き替える必要があるのと雨天時は傘が要るので、人によっては移動が多少面倒に感じられるかも。
私は全然気にならなかったです。
玄関から入ったところ。
おお~、こちらも雰囲気ありますねえ。
入口の近くにはサイズ別の作務衣が置いてありました。
浴衣と作務衣、好きな方で寛げるのは嬉しい(*^^*)
柏和亭と比べて照明は控えめで、何だか新しくて高級感も漂っています!
それもそのはず、四季亭は2021年1月~3月にかけて改装したのだそう。
四季亭にもエレベーターはありません。
こちらにも喫煙所はありました。
写真奥は男女別の浴場。
パブリックのお風呂は柏和亭・四季亭にそれぞれあって、詳細は別の記事にて。
レトロ感漂う本館 柏和亭と純和風の離館 四季亭、まるで違う旅館に泊まっているかのようで楽しめました!
宿泊日はおそらく満室だったと思いますが、全15室と比較的小規模なのと12歳未満は宿泊不可なのもあってか、館内は静かで落ち着いた雰囲気だったのも好印象です(^_^)
②客室概要・鳥月の間 その1へ続く