今回(2021年3月)訪れたのは、新潟県の里山十帖です(^^)
株式会社「自遊人」のクリエイティブ・ディレクター 岩佐十良氏が、廃業した旅館を引き継ぎ大規模なリノベーションを施して2014年5月に開業させた温泉宿。
オーガニック、エコ、ローカル・ガストロノミー(自遊人が作った用語らしい)などを前面に押し出していて、その尖ったコンセプトも含め前から気になっていたのです。
結構なお値段ですがおひとり様の割増料金は意外と良心的だったので、この機に訪れてみることにしました!
宿の場所は南魚沼市の山間部。
最寄り駅は大沢駅で、同駅14時半発の1便のみ無料送迎があります(翌朝は11時15分発の1便のみ)。
私は前泊地から一般道で移動。
写真左手が駐車場で、車を停めるとスタッフさんが走ってこられました。
チェックイン時間は通常15時からですが、一休ダイヤモンド会員特典により14時から。
公式HP等で「清掃に時間がかかるため15時以前のチェックインはご遠慮ください。」的な案内書きがあったけど、ちゃんと会員特典が優先されるそうです。
出迎えてくれたスタッフさんと談笑しつつ、お宿入口へと向かいます(^^)/
写真はレセプション棟。
ロビー、フロント、ダイニング、ラウンジ等がある棟です。
こちらの蔵は、里山十帖唯一の離れ客室(101 露天風呂付き蔵ツイン・離れ)として2017年にリニューアルされたそう。
左:レセプション棟入口 右:離れ客室入口
向こう側には客室棟が見えます。
重厚感のある門構えだなあ。
期待が高まります!
玄関から入ったところ。
こちらで外履きを脱いで、手指消毒を済ませます。
ロビー中央で存在感を放つこちらの木の幹のオブジェ。
私にとって里山十帖といえばコレのイメージだったので、観れてちょっと感動。
可愛らしい大黒様が支えていました。
フロントデスク
お会計の時に利用したほか、夕刻以降はこちらで無料ドリンクが振舞われました(後述)。
ロビーの椅子に腰かけてチェックイン。
ウェルカムサービスは自家製パウンドケーキとオリジナルのハーブティー。
ホッとするお味で長時間運転の疲れが取れていきます(*^^*)
ただ、時期によってはアルコールドリンクも選べるそうで、我儘言うとその方がもっと良かったな。笑
フロントデスクの反対側には暖炉のようなものが。
こちら、ベルギー製の「ネスターマーティン」という薪ストーブ。
レセプション棟はリノベ時に徹底した断熱を施したそうで、そのおかげかこの薪ストーブだけでもロビー内は十分暖かかったです(^^)
同じく自遊人がプロデュースした山形座 瀧波でも感じたけど、色とりどりのデザインチェアが違和感なく溶け込んでいますね~。
その奥には2階へ通じる階段が。
屋根裏部屋のようなこちらは、ラウンジ「小屋組み」と名付けられた寛ぎスペース。
こちらでは、オーガニックコーヒーとデトックスティーを無料でいただけます。
しかも15時から翌11時までずっと。
これは嬉しい(^o^)
コロナ禍以前は、夜になるとアルコール類も提供されていたそう。
私はこちらのチェアがお気に入り。
小屋組みの名の通り、幾重も張り巡らされた梁が眼前に広がります!
釘は使っていないそうですよ。
建築に疎い私でも凄いのは何となくわかります。
食事はロビーに隣接したダイニング「早苗饗ーSANABURI-」でいただきます。
こちらはその1つであるメインダイニング「欅」。
奥に見えるのは特別室「紫壇」(左側)と「桂」で、特別室で食事を摂る場合は原則飲食代の10%のチャージがかかるそう。
メインダイニングと特別室の他に、半個室席のプライベートダイニングも。
ロビーを越えて客室棟へ向かう途中に5席並んでいます。
こちらはチャージ料なしで利用できますが、予約は先着順。
私は周りを気にせずいただきたかったので、事前にこちらをリクエストしていたのです(^^)
17時半から22時までの時間、「Satoyama Bar」と名付けられたセルフドリンクサービスが行われていました(*^o^*)
アイスペールの上にあるのはプレモルのミニ缶。
普段はチェックイン時から玄関外に置かれているらしいけど、この日は何故か見当たらず、このタイミングでの登場でした(^^;)
この日のドリンクリストは下記の通り。
- 鶴齢 純米 山田錦 無濾過生原酒
- 高千代 辛口純米酒 美山錦
- よろしく千萬あるべし(米焼酎)
- 雪男 粕取焼酎
- シーバスリーガル ミズナラ(ウイスキー)
- 八海山の焼酎で仕込んだ梅酒
- 季節の自家製ドリンク(柚子蜜ドリンクだっけ?)
夕食前後にしっかり頂戴しました(笑)
長くなったので一旦区切ります。
②パブリックスペースその2へ続く