今回(2021年1月)訪れたのは、大分県の由布院 玉の湯です(^^)
ルーツは禅寺の保養所で、玉の湯の創業者である溝口薫平氏は由布院のまちづくりに尽力してきた方だそう。
温泉宿、特に高級宿が好きな方々にとっては言わずと知れた由布院御三家の一角です。
他の御三家(山荘無量塔・亀の井別荘)には訪問済でしたが、こちらはなかなか縁に恵まれず。
しかし、このたび休前日に1人泊可のプランが出ていたので、意を決して訪問してきました!
宿の場所は、由布院観光の中心である湯の坪街道から少しだけ脇道に逸れたところ。
自家用車での訪問の場合、近くの駐車場(たしか地面は砂利だったと思う)に自分で停めます。
入口の小道、新緑の季節だともっと風情がありますよ。
チェックインは14時から。
5分くらい前にこの辺をうろついていたら、掃除していたスタッフさんに声をかけられました。
このエリアは観光客も多く立ち寄るので、最初は売店利用のお客さんと思われたかも。
宿泊客である旨を伝えると歓迎の言葉をかけてくださり、すぐに中に通してくださいました(^o^)
入口玄関から入ったところ。
正面がフロントかと思いきや違うみたいです。
左に曲がって、、、
こちらがフロント。
チェックイン時は素通りしただけ。
フロントの真向かいには、小上がりになった読書スペース。
17時以降はこちらにコーヒー・紅茶・クッキーが設置され、セルフでいただけます。
高級宿でドリップパックのみなのは今時珍しいかも。
部屋飲みで酔っ払っていたためか、パックの中身をぶちまけてしまいました(^^;)
うーん、恥ずかしい。
チェックインはフロントから一旦外に出て、、、
ちいさなロビーと名付けられたこちらに通されました!
いわゆる談話室ですね。
シックで落ち着ける雰囲気!
まだ他のお客さんは到着されておらず、暖炉の前の特等席に案内してくださいました(^^)
記帳はサインだけで、コロナ感染対策などが記された用紙を渡されました。
ウェルカムサービスはお茶と柚子練り切り。
玉の湯名物?の練り切り、ねっとりしていて美味でした(*^^*)
お茶も上質なお味で、掴みはばっちり!
お菓子の器は小鹿田焼かな。
この日は17時半から、ロビーの蓄音機を使用したレコード鑑賞会が行われていました。
ちらっと覗いてみたけど、5, 6組ほどお客さんがいらっしゃったので撤退。
フロント前のコーヒー・クッキーなどは、鑑賞会終了後から23時まではロビーに設置していました。
なお、翌朝は朝食時を除いてコーヒーなどの提供はありません。
ちいさなロビーから外に出たところ。
こちらの中庭もちょっとした見どころらしいけど、冬の時期なのと私の感性が乏しいためかピンとこず(^^;)
この中庭のまわりを、離れ客室やロビーなどが「コ」の字のごとく取り囲んでいる造りです。
お花がさり気なく飾られているのは素敵ですね!
立派な一眼レフで撮りまくっているゲストもいらっしゃいましたよ。
こちらはサロン。
以前客室だったスペースを近年改装して造られたそうです。
特に飲み物や本などは設置されていないので、こちらを利用している方はお見掛けしませんでした。
ただ暖房はしっかり効いていて、ワーキングスペースなどで使い勝手はありそう。
洗面スペースも完備。
顔はモザイク処理していますが、私の姿をブログに載せたのは多分初めて。
トイレはバリアフリー仕様でした。
離れ客室へと続く外回廊。
屋外ですが屋根付きなので、雨天時でも移動はさほど苦にならないかと。
ここで館内図を載せておきます。
入り口近くに戻ってきました。
こちらは売店の由布院市。
営業時間は10時~18時。
亀の井別荘の鍵屋ほどではないけど、外来のお客さんも結構訪れます。
宿泊客は1割引で購入できますが、人気のアップルパイは割引対象外だそうな。笑
ティールームニコル(左側)とニコルズバー(右側)の入口。
名前の由来は、小説家・ナチュラリストのC. W. ニコル氏が玉の湯を定宿にしていたためだそうです。
この時のバーの営業時間は17時半~22時。
(※17時半~20時は宿泊者専用)
御三家を制覇するからにはバーも!と意気込んでみたものの、夕食前後ともに他のお客さんがいらっしゃったので遠慮しました(^^;)
御三家のバーのなかでは一番手狭なのでね、、、
ティールームニコルに関しては、宿泊者以外は利用できませんでした。
(※宿泊者の場合、訪問時の利用時間は11時~15時)
チェックアウト後に利用したので、その記事は後ほど。
館内にはさりげない小物や生花などが飾られていて、散策も楽しかったです。
夜の玄関の雰囲気も素敵ですねえ(^o^)
②客室「桑」その1へ続く