今回(2021年1月)訪れたのは、熊本県の阿蘇内牧温泉 蘇山郷です(^^)
1953年創業の純和風旅館で、2012年の九州豪雨や2016年熊本大地震など数々の被害を被ってきたにも関わらず、積極的な改築や新しい試みが功を奏し、今では人気宿の1つとなりました!
こちらも以前から気になっていた宿です。
宿の場所は阿蘇内牧温泉街の一角。
公共交通機関で行く場合は阿蘇駅からバスで行くことになるかと。
お宿の外観はこれしか撮ってないけど、遠くから見た印象は正直ボ〇いです。
普段は日帰り入浴もやっているらしいけど、宿泊日はお休みでした。
隣の宿泊者専用駐車場に車を停めます。
EVスタンドもありましたよ。
駐車場から宿の玄関までは徒歩1分弱。
チェックインの15時より少し早めに着いてしまったので、こちらの足湯で時間を潰しました(^o^)
蘇山郷は与謝野鉄幹・晶子ゆかりの宿でもあります。
玄関の白い暖簾がいい雰囲気を出してますね~。
さて、15時になったのでおじゃまします!
玄関入口で館内履きに履き替えます。
スロープがあるので車椅子のお客さんも安心かと。
まずお決まりの検温&消毒。
2016年の熊本大地震を経てリニューアルしたそうで、それに伴い全室禁煙化&チェックアウトも従来の10時から11時へと延長され、より上質な宿に生まれ変わりました!
設計建築は、前日に泊まった手塚ryokan、その他合歓のはな、紫尾庵など九州の人気宿を手掛けている大森創太郎建築事務所。
フロント
外観と違い、内装は綺麗な雰囲気で安心しました(^^)
ロビー内のこちらの席に案内されチェックイン手続きを。
特徴的な形状のテーブルですね~。
ウェルカムサービスの抹茶と和菓子。
売店スペース
お酒も売っているので、チェックイン前に買い忘れても安心(笑)
自動販売機は館内・館外に(多分)1ヶ所ずつ。
どちらも市価でした。
玄関近くにはピアノが置かれていました。
お客さんでも弾けるのかな?
ロビーの奥にはくまモンが鎮座。
このスペース、館内案内には茶室と書かれていたので、おそらく近年に改装されたものと思われます。
ロビー近くにある喫煙所。
客室内は禁煙なので、タバコを吸う場合はこちらで。
ラウンジ&バー「灯火」
灯火には館内履きを脱いで入ります。
和モダンな雰囲気がとても素敵!
九州各地の多種多様な焼酎がズラリと並んだ棚は圧巻です(*^^*)
なんと約130種類もあるとのこと!
バータイムは21時から23時まで(ラストオーダーは22時半)。
この時はコロナ禍だからなのかは不明だけど、スタッフさんは常駐していませんでした。
まあルーフトップバー(後述)もあるしね。
15時から21時、翌7時半から10時半までの時間帯は、コーヒーを無料でいただけます。
紙コップもあるのでお部屋に持ち帰ることも可能。
文字が畳に投影されているのもオシャレな感じ。
こちらは杉の間。
名前の由来は杉の木一本で造られたことから。
なんと、与謝野鉄幹・晶子夫妻が昭和7年8月に泊まったお部屋を残したものだそう!
当時の面影をそのまま残しており、現在は主に食事処として使われているとのこと。
宿泊当日も団体のお客さん用に準備されていました。
丁度タイミングが良かったみたいで、女将さんが見どころを案内してくださいました(*^^*)
檜の廊下、当時のものをそのまま残したガラス窓も趣があります。
そして、蘇山郷は漫画・アニメ「弱虫ペダル」(※劇場版)の主人公チームの合宿地でもあるのです!
そのためファンの方も多く泊まられるそう。
ここの社長も自転車が趣味なんだとか。
こちらは2階客室前の廊下。
最後に、蘇山郷のウリの1つであるルーフトップバーを紹介。
詳しい説明は省略しますが、クラウドファンディングを行って2016年12月にオープンしたバーで、外来利用も可能となっています。
営業時間は20時から24時まで(ラストオーダー23時半)と書かれていましたが、宿泊時は23時までの営業でした。
バーより後に増設したこちらのエレベーターを使って向かいます。
更に階段を上ってバーへ、、、
ですが、今回は団体客が盛り上がっていたため泣く泣く撤退(^^;)
こちらは翌朝に撮影したバーのカウンター席。
夜はライトアップされて素敵な雰囲気と思われます!
実は夕食の際に配膳してくださったスタッフさんがバーテンダーで、この方がとても感じが良かったのです。
屋上のテラス
普段はルーフトップバーとして、冬でもドームテントを使って営業するらしいです。
その場合、テント席は500円/人のチャージ料がかかるそう(カウンター席はノーチャージ)。
しかしながら、宿泊時はコロナ禍&降雪だったためか、テラスは閉鎖されていました。
ルーフトップバー、いつかリベンジしなければ(`・ω・´)
②デザイナーズルーム「草原」へ続く