夕食は2階にある日本料理 雲遊でいただきました。
時間は18時~19時半の間から30分刻みで選択。
私が入口に着くとすかさず「○○様ですね、ご案内いたします。」と声をかけられました。さすが!
こちらはカウンター席。
雲遊にはテーブル席、掘りごたつ席、カウンター席があって、事前にリクエストも可能ですが予約状況により叶わない場合もあるとのこと。
今回は奥の端にある掘りごたつ席に通されました。
(※写真は食後に撮ったもの。)
やや低めの仕切りだけなので周囲の声はそれなりに聞こえたけど、小学生以下は宿泊不可という事もあってか落ち着いていただけました(^^)
今回は地酒1合付きのプランで予約していたのですが、通常のメニューリストから好きなものを選んで良いとのこと!
ワンドリンクサービスの場合、それ専用のお安めのリストから選ばせるところも多いですよね。
図々しくも上等なお酒のなかから選ばせてもらいました。笑
長門峡 斗瓶囲い 純米大吟醸(1合:2200円→無料)
他に獺祭 二割三分や東洋美人 壱番纏などの有名どころも選べたけど、それらは他でも飲めそうなので今回はこっちを選択。
上品な吟醸香、軽快辛口でこれは美味い!
お品書き
食前酒は梅酒だったかな?
先附 仙崎黒雲丹 徳地自然薯 萩甘鯛昆布〆 山口野菜花っこりー 山葵 美味ジュレ 花弁百合根
雲丹は旨味が濃厚でびっくり!
他の食材も質が高いわ出汁も美味いわで、のっけからやられました(*´ω`*)
御椀 清汁仕立て 地筍真薯 干し貝柱 北浦若布 車海老 針蕗 木の芽
上品な吸い地で塩加減も私の好み。
具材も文句なしで染み渡る美味しさ(*^ω^*)
造里 ふぐ刺し 赤卸し 安岡葱 酢橘
仙崎白身 仙崎烏賊 山葵の葉 穂紫蘇 本山葵 紅蓼
ポン酢 長門黄波戸丸三醤油 土佐醤油
白身は鯛でした。
ふぐも鯛も身が引き締まっていて、さすがの新鮮さ!
2種類の醤油、違いはすっかり忘れました(笑)
龍の尾 純米大吟醸 四割磨き(グラス:660円)
まだ長門峡は残ってましたが、飲み比べもしたかったので追加の日本酒を注文。
山口県は男自慢酒造(すごい名前や、、、)のお酒。
こちらも長門峡と似た傾向のお味だけど、こちらの方が口当たりが良くて更に気に入りました!
1合単位だけではなく、グラスで注文できるのはいいですねえ(*^^*)
焼き八寸
長萩和牛炭火焼 山椒味噌 白髪葱 地筍 酢取茗荷 フリルリーフ
和牛は脂がさっぱりしていて上品なお味でした(^o^)
(局)仙崎おきゅうと 美祢椎茸 酢味噌 一寸豆
おきゅうとは、博多名物の海藻加工品のことです。
マスタードっぽい風味の酢味噌が印象的。
(小皿)北浦青海苔と岩国蓮根 手毬寿司 いくら うすい金団と独活梅酢松葉刺し
記憶が曖昧ですが、蓮根をすりつぶしたお寿司だったかな?
かわいらしい見た目もいい感じ。
合肴 下関のどぐろ酒蒸し 長門胡瓜 長門フルーツトマト アスパラ 揚げじゃが 生姜酢
これも美味しかった!
脂がのったのどぐろはもちろん、付け合わせのお野菜達も心に残りましたよ。
揚物 ふぐ安平麩揚げ こごみ 瀬戸内レモン
安平麩(あんぺいふ)のおかげか、今まで食してきたふぐ唐揚げと比べて衣が軽快で歯触りも良かったです(^^)
先ほど出たのどぐろを安平麩揚げにすることもあるそうな。
そちらも食べてみたい、、、
御飯 萩佐々並産九郎米
お米も焚き加減含め抜かりなし。
留椀 赤出汁 なめこ 三つ葉 粉山椒
山椒の風味は主張し過ぎずちょうど良かったです。
菜 長萩和牛ちりめん
香の物 田舎沢庵 しば漬け 山葵の花醤油漬け
ご飯のお供たち。
水物 長門いちご 黒糖プリン ぶぶアラレ
黒糖プリンが甘さ絶妙で、最後の〆まで満足です。
派手さや珍しさは控えめですが、良質な地元産の素材に仕事を加えた質の高い一品達。
前回訪問時は施設の豪華さに圧倒されたせいもあってか、夕食はややぼやけた印象だったんですよね(^^;)
しかし今回は出汁が効いた繊細なお味を堪能でき、大変満足な夕食でした!
ドリンクリストに関しては、1年前の情報だし写真が多すぎるので掲載は止めておきます。
もし需要があれば載せますが、、、
ビール、日本酒、焼酎、ワインなどバランスよく揃えられていましたよ。
ワインはグラス約900円~、ハーフボトル2000円~と手を出しやすい価格帯から高価格帯まで、その他スイスワインなど珍しいものも。
日本酒は山口県内のものばかりで、純米吟醸・純米大吟醸が中心でした。
もし再訪する機会があれば、音信(長門峡の岡崎酒造場が醸した宿オリジナルの日本酒)をいただいてみたいです(^^)
⑥朝食・感想へ続く