夕食の時間になったので、隣接のレストラン「モリーノ」へ向かいます。
ホテルからは徒歩数十秒ほどの距離で、途中階段と屋外ゾーンあり。
「モリーノ」は、元々は名古屋でイタリアンの名店として名を馳せていました。
料理長の森シェフとオーナーは長年の知り合いだそうで、その縁があって藤の花ホテルに移転されたとのことです。
シェフの奥様が鹿児島出身であることも関係したのかもしれません。
店内はこぢんまりとしていて、客室数と同じ3席のみ。
ホテルと統一された内装で、おそらくこちらの設計もオーナーが関与しているのでしょうね。
配膳は奥様が担当されます。
物腰柔らかな方で、とても親切に対応してくださいましたよ。
今回の宿泊客は我々のみだったので、夕朝食ともに貸切状態でいただけました(^^)
事前確認の電話の際に19時からの開始をお願いされましたが、当日はVIPっぽい外来のお客さんが来ていたので、多分そちらとかち合わないようにしたためかなと。
夕食のお品書き
まずはグラスワインの白を注文
Vino Bianco(1000円+α)
すっきりとしていて飲みやすい白ワイン
もう1つのグラスワインの白(シャブリ 1600円+α)は香りがよく、そちらは更に美味しかったです。
もう最初からとても美味しくてびっくりΣ(゚Д゚)
これもとても繊細なお味で、蕪の風味もしっかり感じられました。
長崎産穴子とリゾット
これまた素晴らしいの一言!
ホロホロな穴子とリゾットの調和も抜群でした。
鹿児島産ワタリ蟹の自家製生パスタ
モチモチした食感の麺と蟹の旨味が絶妙にマッチしていて、あっという間にたいらげました(o^^o)
究極の血抜きをして十日間熟成した長崎産白アマダイのうろこ焼き
シェフが懇意にしている宮崎県の魚名人から仕入れたとのことです。
火加減が絶妙で、ふっくらとした白身とうろこ部分のパリパリとした食感がたまらない、、、
鹿児島産牛ヒレ肉のカツレツ
イタリアンらしいメイン料理です。
しっかり熱々で提供され、ほっぺたが落ちる美味しさとはまさにこのこと(* ̄∇ ̄*)
和栗のモンブラン
上品な甘さで、デザートまで美味しいのは嬉しい(*゚▽゚*)
記念日旅行ということで、小菓子を出していただきました(*^^*)
食後のコーヒーと和紅茶はこのときに運ばれてきました。
写真は撮り損ねましたが、食事中には自家製パンも用意してくださいます。
あわせて3個いただきましたが、どれも美味しかったですよ。
一言で言うと「繊細で上質」なイタリアンです。
盛り付けはシンプルですが、素材を引き立てる絶妙な味付けで、どれも驚きの連続でした(^o^)
これは微妙だなという一品が全くなく、野球で例えたら1~9番打者の全てがクリーンアップみたいな感じ(笑)
撮影技術がアレ&解像度を落とした写真なため、美味しさが上手く伝えられないのが残念、、、
ボリュームは若干控えめに感じましたが、心が満たされたので問題なし。
繊細な薄味なので、お酒が飲めない方も楽しめるかと思います。
奥様によると、来客の8割は名古屋から来るリピーターとのこと!
それも納得がいくくらい、とてもとても素晴らしいイタリアンなのでした(^^)
なお、食事のみの利用に関してはランチ・ディナーともに事前予約制で、応相談とのことです。
最後にドリンクメニューを
上記の価格にサービス料が別途発生します。
決して安くはありませんが、想定していたより良心的なお値段で少し安心しました。笑
⑦朝食・感想へ続く